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【桜花賞】ハイレベルの牝馬クラシック初戦の見どころは?
2017/4/2(日)
フランケルの娘ソウルスターリングが無敗で桜の女王に就くか
4月9日(日)、阪神競馬場で行われる第77回 桜花賞(G1)(3歳牝 国際 指定 定量 芝1600m)の特別登録馬22頭が発表された。
何といっても注目は昨年の2歳女王で、今年初戦のチューリップ賞でも完璧な競馬でデビューからの連勝を4に伸ばしたソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)。父が怪物フランケルで、その初年度産駒ということもあってデビュー前から期待の大きかった馬だが、その期待通りのパフォーマンスでここまでやってきた。抜群の競馬センスで桜の女王に上り詰める。
それに待ったをかけるのが3連勝でクイーンCを勝ったアドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道厩舎)で、両馬の主戦を務めるC.ルメール騎手は「2つ体が欲しい」と漏らしたほど。牝馬同士では無敗で、今回手綱をとるのは大舞台に滅法強いM.デムーロ騎手。どういったポジションを取ってくるかも非常に興味深い。
フィリーズRを勝ったカラクレナイ(牝3、栗東・松下厩舎)も目下3連勝中で勢いは十分。こちらは田辺裕信騎手に乗り替わりとなるが、今年は年明けから好調な騎乗が続いており、4連勝へ導くことが出来るか。
ミスエルテ(牝3、栗東・池江寿厩舎)はデビューから2連勝でファンタジーSを制し、3戦目は牡馬相手の朝日杯FSで1番人気に支持された逸材。結果は4着だったが、2連勝で見せた破壊力は世代屈指。父はソウルスターリングと同じフランケルで、怪物の底力が何とも不気味。
リスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)はアルテミスSの勝ち馬で、暮れの阪神JFではメンバー最速の上がりを繰り出して2着。こちらも世代屈指の決め手を持ち、桜花賞を5勝している武豊騎手の手腕も見ものだ。
ライジングリーズン(牝3、美浦・奥村武厩舎)はフェアリーS、アネモネSを外から一気にねじ伏せる競馬で2連勝。メンバーレベルに疑問符は付くものの、自身のレースぶりは強さを感じさせるもので、本番での良血馬相手にどんな競馬を見せるか楽しみ。
フィリーズR2着のレーヌミノル(牝3、栗東・本田厩舎)、同4着のジューヌエコール(牝3、栗東・安田隆厩舎)はともに重賞ウイナー。スピードは非凡なものを持っているだけに、本番でどう巻き返してくるか注目だ。
皐月賞へ向かうことが発表されたファンディーナ(牝3、栗東・高野厩舎)が不在でも注目馬が目白押しで、近年希に見るハイレベルといわれる今年の3歳牝馬戦線。栄えある77代目の桜の女王に就くのはどの馬か? 登録馬は以下のとおり。
- カラクレナイ 55 田辺
- ゴールドケープ 55 丸山
- ソウルスターリング 55 C.ルメール
- ディアドラ 55 岩田
- ミスパンテール 55 四位
- ライジングリーズン 55 丸田
- リスグラシュー 55 武豊
- レーヌミノル 55 池添
- ジューヌエコール 55 北村友
- アドマイヤミヤビ 55 M.デムーロ
- ヴゼットジョリー 55 福永
- ミスエルテ 55 川田
- アエロリット 55 横山典
- アロンザモナ 55 幸
- サロニカ 55 浜中
- ショーウェイ 55 松若
- カリビアンゴールド 55 藤岡康
- カワキタエンカ 55 和田竜
- スズカゼ 55 松山
- ハローユニコーン 55 ○○
- ベルカプリ 55 藤岡佑
- フェルトベルク 55 川島信
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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