【CBC賞】軽量生かし古馬に挑むタイムトリップ「馬が大人になってきた」

2017/6/28(水) 

【天皇賞・春】春の盾は二強対決！馬券のカギは爆穴の一発！

提供：重賞トレンドジャッジ

28日、CBC賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、NHKマイルC6着のタイムトリップ(牡3、美浦・菊川厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.3－52.7－38.1－12.8秒をマークした。

【菊川正達調教師のコメント】
「前走は4コーナー辺りまでは良い感じでしたがラスト1ハロンくらいで脚色が同じになってしまったので、少し距離が長かったかと感じる内容でした。レース後は短期放牧に出して、厩舎に戻してからはここを目標に調整を進めてきました。先週の1週前追い切りをかなりしっかりやれているので、今日は直線を流して息を整える程度でしたが、動きはすごく良かったです。前走同様、すごく良い仕上がりです。ここにきて落ち着きが出てきましたし、馬が大人になってきました。

ここ2戦はマイルを使いましたが、2戦ともラスト1ハロンで同じ脚色になったように、この馬の適性は1400、1200かと思っているので今回は良い条件だと思います。輸送も心配していませんし、ハンデも想定より1キロ軽かったので良かったです。強い馬がたくさんいますが、この馬も勢いがありますし3歳でフレッシュなので良い競馬が出来ると思っています」

●前走、北海道SC3着のスノードラゴン(牡9、美浦・高木登厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.0－38.8－25.4－12.1秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走は勝ち馬が強かったですけど、2着に来られなかった辺りは斤量59キロの影響もあったかと思います。去年と同じローテーションでここに向かいますが、前走を使った上積みも感じられます。9歳馬とはいえ、衰えは感じられません。ハンデも去年より0.5キロ軽くなっていますし、小回りコースよりも中京の方が良いと思うので楽しみです」

●前走、京王杯SC5着のトウショウドラフタ(牡4、美浦・萱野厩舎)は、横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.3－53.0－38.7－12.9秒をマークした。

【萱野浩二調教師のコメント】
「前走も終いは良い脚を使っていますが、前が止まらなかったですからね。展開が向きませんでしたし、仕方ありません。レース後は短期放牧を挟んで、ここを目標に順調に調整してきました。1週前追い切りはジョッキーに乗ってもらいましたが、珍しく褒めてもらえました。今日の追い切りも良い動きでしたし、状態は問題ありません。中京1200も合っていると思いますし、あとは展開ひとつだと思います」