G1・2勝のグレープブランデーが引退 社台ファームで乗馬に

浜中俊騎手とのコンビで2013年のフェブラリーSを制した

浜中俊騎手とのコンビで2013年のフェブラリーSを制した

ダートG1を2勝したグレープブランデー(セ9、栗東・安田隆厩舎)は、8月30日(水)付けで競走馬登録を抹消した。

グレープブランデーは2010年9月にデビュー。新馬から芝を使われたのは一度きり(3歳時のすみれSで2着)と一貫してダートに使われ、3歳時にはユニコーンSで2着、続くジャパンダートダービーを制し、G1初勝利を挙げた。

古馬になってからもダートの重賞戦線を賑わせ、5歳時にはフェブラリーSを制し、2つ目のビッグタイトルをモノにした。7歳時のフェブラリーSでも4着、8歳時のコリアスプリントで韓国遠征を果たすなど(4着)、老いて盛んの活躍を続けたものの、今年の根岸ステークスがラストランになった。

馬主は社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。生まれ故郷である社台ファームで乗馬となる予定。馬名の意味由来は「ぶどう酒を蒸留したブランデー」。JRA通算獲得賞金は3億0965万6000円(付加賞含む)、地方通算獲得賞金は7283万1100円。

  • グレープブランデー
  • (セ9、栗東・安田隆厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:ワインアンドローズ
  • 母父:ジヤツジアンジエルーチ
  • 通算成績:39戦7勝
  • (地方通算:6戦1勝)
  • (海外通算:1戦0勝)
  • 重賞勝利:
  • 13年フェブラリーS(G1)
  • 13年東海テレビ杯東海S(G2)
  • 11年ジャパンダートダービー(Jpn1)

3歳時のジャパンダートダービーでG1初制覇するも、同年9月に骨折 長期戦線離脱を余儀なくされた

3歳時のジャパンダートダービーでG1初制覇するも、同年9月に骨折 長期戦線離脱を余儀なくされた

グレープブランデー