【AJCC】成長感じる動きミッキースワロー ルメールと格上馬に挑むレジェンドセラー

ミッキースワロー

AJCCに向けて追い切りを行うミッキースワロー

17日、アメリカジョッキークラブカップ(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、菊花賞で6着だったミッキースワロー(牡4、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.4-52.7-38.7-12.6秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走はすごい泥んこ馬場で心配して見ていましたし、結果うんぬんというよりも無事にゴール出来てホッとしました。レース後は全体的に疲れはあったものの、思ったよりダメージはありませんでした。中間はリフレッシュ放牧に出して、12月中旬に帰厩してからはここを目標に調整してきました。今週の追い切りで乗りましたが、躍動感のある動きで気持ちの面にゆとりもあって成長を感じました。

この馬に関しては気合いを乗せるというより、気分良く約束事だけ守って稽古が出来ていれば十分です。ジョッキーとも相談して、セントライト記念と同じ舞台のここを復帰戦として決めました。今後の予定は具体的に決めてはいませんが、大阪杯や天皇賞春を視野に入れていくことになると思います。休みを挟んでリフレッシュしたことで状態は良いですし、これで実績馬が多いなかに混じってどういう競馬をしてくれるか楽しみです」

前走、ディセンバーステークスで8着だったマイネルディーン(牡9、美浦・鹿戸雄厩舎)は、三浦皇成騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.8-40.5-13.0秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「今週の追い切りは単走で気分良く走らせて、思い通りの内容でやれました。前走の敗因は正直よく分かりませんが、馬込みのなかがイヤだったのか反応がもうひとつでした。2走前はスタートのタイミングが合いませんでしたが、終いは良い脚を使ってくれましたし良い競馬が出来たと思います。年齢的にものすごく上積みがあるという感じではありませんが、気配は変わらずきています。相手が強いですしラクではありませんが、流れに乗れればある程度脚は使えるので、その形でどこまでやれるかですね」

前走、中山金杯で11着だったマイネルミラノ(牡8、美浦・相沢厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F72.4-56.2-41.4-13.2秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「レース間隔が詰まっているので今週の追い切りはこれくらいで十分ですし、状態は変わりありません。強気なことは言えませんが、コース状態は良いですし今回は行く馬もいなさそうなので自分の形で運べれば、と思います」

前走、オリオンステークスを勝利したレジェンドセラー(牡4、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.5-66.4-51.6-37.7-12.5秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走は上手く立ち回って結果を出してくれました。レース後はノーザンファーム天栄に放牧に出して、年明けすぐに帰厩しました。秋からコンスタントに使ってきていますし急激に状態が上がるということはありませんが、一連のデキをキープ出来てます。今週の追い切りもウッドチップの状態が悪いなか時計も出していますし、状態は安定してます。

あまり器用なタイプではないのでコース相性については何とも言えませんが、2戦続けて結果を出してくれたジョッキーを鞍上に迎えて臨めますからね。着実にクラスを上げながらようやく重賞に出走できるところまできましたし、馬は大したものだと思います。トップホースに挑戦して、今回の競馬が今後に生きていってくれればと思っています」

マイネルディーン

AJCCに向けて追い切りを行うマイネルディーン

レジェンドセラー

AJCCに向けて追い切りを行うレジェンドセラー