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激戦制し最後の切符を掴んだのはコズミックフォース!…プリンシパルS
2018/5/5(土)
5月5日(土)、2回東京5日目11RでプリンシパルS(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・コズミックフォース(牡3、美浦・国枝厩舎)が優勝。好スタートから周りの出方を見ながら先行ポジションを確保。前4頭が後続を離し、2番手集団の2頭目で流れに乗る。4コーナーで勢いを付けながら直線に入り、手応え抜群、スピード感抜群で次々と前を交わして残り200mで先頭に。最後はイェッツトやブレステイキングが猛追してきたが、最後まで交わさせず押し切った。勝ちタイムは1:58.2(良)。東京芝2000mで行われるようになった03年以降では、昨年のダイワキャグニーがマークした1:58.3(良)を0秒1縮めてレースレコード。
2着にはアタマ差で3番人気・ブレステイキング(牡3、美浦・堀厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・イェッツト(牡3、美浦・金成厩舎)が続いて入線した。(1着馬に日本ダービーの優先出走権が与えられる)
勝ったコズミックフォースの母ミクロコスモスは08年阪神JF(G1)でブエナビスタの3着があり、エリザベス女王杯(G1)やヴィクトリアマイル(G1)にも出走を果たした。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「宇宙の力」。
1着 コズミックフォース(ルメール騎手)
「ギリギリでしたが、ゴール板まで馬が頑張ってくれたことが良かったです。直線では早めに先頭に立ってラスト150メートルくらいでは1頭になりましたが、その後に外から馬がきてくれたときにまた伸びました。馬が大人になっていますし、まだ良くなると思います。2400も絶対いけると思います」
2着 ブレステイキング(石橋脩騎手)
「ゲートを出てから体勢が整わなかったので、ハマるまで少し待つところがありました。自分の感覚としては1コーナーまでは無理できない感じでしたが、そこでもうひとつ前の位置を取れれば、勝ち馬の後ろにつけられたかもしれませんし、そこが勝負のポイントだったかもしれません。後ろからの競馬になったので、無駄な動きはしないで脚を溜めることに集中して直線だけの競馬をしました。最後も良い脚を使っていますし、位置取りの差だけでした。これだけの馬ですし、勝たせてあげられず悔しいです」
3着 イェッツト(蛯名騎手)
「勝ったかと思いましたが、しっかり競馬をして負けていますし仕方ありません。今日は休み明けでも頑張っていますし、馬場が乾いていたことも良かったかと思います。まだ心身共に子供っぽいところがありますし、それでこれだけ走れていることは評価できます。芯が入ってくれば更に楽しみです」
4着 ハッピーグリン(大野騎手)
「タフな流れになった分最後は苦しくなりましたが、最後まで集中力を切らさずに走ってくれました。前走は内を走らさざるを得ない形になりましたが、今日はそのときと違って広い左回りコースだったことも良かったかと思います。スローペースのヨーイドンが合うタイプだと思いますが、今日はペースが流れて速い決着にも対応してくれました。距離もこなせると思います」
5着 サトノシリウス(戸崎圭騎手)
「道中は勝ち馬と一緒の位置にいましたが、相手の方がスピードが上で先に行かれてしまいました。それでも最後はよく盛り返してくれましたね。まだ良くなるのは先だと思いますが、能力はあります」
- コズミックフォース
- (牡3、美浦・国枝厩舎)
- 父:キングカメハメハ
- 母:ミクロコスモス
- 母父:ネオユニヴァース
- 通算成績:5戦2勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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