ショウワモダンが重賞初勝利【ダービー卿CT】

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10年4月4日(日)、3回中山4日目11Rで第42回 ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の7番人気・ショウワモダンが、マイネルファルケにハナを譲るように2番手からレースを進めると、直線、マイネルファルケとの競り合いをしぶとく制して重賞初勝利。勝ちタイムは1:34.3(良)。

2着には1馬身差で逃げた4番人気・マイネルファルケ(牡5、美浦・萱野厩舎)、3着には、好位から粘り込んだ5番人気・サニーサンデー(牡4、美浦・谷原厩舎)が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたトライアンフマーチは10着に敗れた。

勝ったショウワモダンは06年7月にデビュー。昨年の東風S、ディセンバーSなどで勝ち鞍を挙げているように、中山芝コースを中心に実績を残しており、この勝利で中山芝コースでは5勝目。前走の中山記念も3着に好走していた。
同馬は半兄に07年の新潟記念勝ちのユメノシルシ。近親にもシャドウスケイプ、センリョウヤクシャらがいる血統。馬主は山岸 桂市氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「昭和を偲んで」。

なお、騎乗していた後藤浩輝騎手はJRA重賞通算47勝目。フラワーC(オウケンサクラ)、マーチS(マコトスパルビエロ)に続いて3週連続重賞勝利。管理する杉浦宏昭調教師は、本レース初勝利。04年の毎日王冠以来、6年振りの重賞勝利。JRA重賞通算9勝目。

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ショウワモダン
(牡6、美浦・杉浦厩舎)
父:エアジハード
母:ユメシバイ
母父:トニービン
半兄:ユメノシルシ
通算成績:37戦8勝

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