【日本ダービー】前進を期す弥生賞馬メイショウテンゲン最終追い

メイショウテンゲン

日本ダービーへ向けて調整されるメイショウテンゲン

22日、日本ダービーの追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、皐月賞15着のメイショウテンゲン(牡3、栗東・池添兼厩舎)は、松山弘平騎手を背にCWで追われ、6F81.5-65.9-51.0-37.5-12.1秒をマークした。

【池添兼調教師のコメント】
「けさも併せ馬でしっかりと追ってもらった。時計も良かったし、いい調教ができたね。 前走はしまいに賭ける競馬だったし、仕方ないところもあったかな。この馬は気合をつけて自分から動かしていく競馬の方がいい。ジョッキーも先週に乗ってもらって感触はつかんでくれてるからね。この馬の競馬をして、時計の速い芝にどう対応できるか、だね」


前走、京都新聞杯で5着のタガノディアマンテ(牡3、栗東・鮫島厩舎)は、田辺裕信騎手が騎乗して、坂路での追い切り。4F52.2-38.4-25.2-12.6秒をマークした。

【野田健調教助手】
「前走を使ってから疲れも出ましたが、楽をさせたことで、リフレッシュできて、いい状態をキープしています。

今日(5月22日)はジョッキーも来てくれて、折り合いを確認してくれました。前走は松山騎手も『力んでいた』とは言っていなかったけれど、前に壁のない状態での競馬。力むところがあったのかもしれません。

2歳の頃は子どもっぽいところもあって、調教再審査を受けたこともあったし、まだ子どもっぽさは残っていますが、イレ込むことはありませんよ。扱いやすいし、いい成長をしてくれてきています。

走りはトビも大きいし、ひょうひょうとしていて、好不調の波が小さい馬。東京の長い直線は向いているでしょうし、あとは展開が向いてくれたらいいですね」