専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
最終週のアキフクを狙い撃つ!
2016/11/17(木)
どうも!美浦の古川です。
先週土曜、ラジオ日本の放送が終わったあと、そのまま新幹線に乗って福島競馬場へ向かった。日頃から懇意にしてもらっている馬主さんの愛馬が日曜の福島記念に出走するため、応援を兼ねて福島へ。
アキフク(この時期の福島開催の通称)に行くのはトラックマン時代から数えてもほとんどなく、寒がりの自分としてはどれだけ寒いのか不安だった。日曜は曇り空で朝方は3度と冷え込んだが、昼間は20度近くあったようで心配するほどではなかった。確か3年前の4月の福島では降雪で開催が中止になっており、寒い時期に福島開催を行うのは考えものである。
そんなアキフクも今週が最後となり、今年の開催も終わり。今週の福島には関西の岩田康誠騎手、人気ジョッキーの藤田菜七子騎手などが遠征。重賞はないが、福島競馬場は県民で大いに盛り上がるだろう。
最終週の福島には小回りの平坦巧者が「ここで何とかしよう」と出走してきており、狙える穴馬も居る。週末の「穴ズバッ」では福島から取り上げる予定なのでお楽しみに!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。