専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
穴ズバッも!メガ盛りも!
2015/11/19(木)
どうも!美浦の古川です。
先週エリザベス女王杯をマリアライトで制した蛯名正義騎手。ゴール前のヌーヴォレコルトらの追撃を抑えての勝利は「さすが」と言える。今年は秋競馬の始まりまで目立ったところがなかった蛯名だが、10月後半の富士Sの勝利(ダノンプラチナ)あたりから変わってきた印象で、天皇賞③着(イスラボニータ)・京王杯2歳S①着(ボールライトニング)・アルゼンチン共和国杯②着(メイショウカドマツ)と4週連続重賞で馬券に絡んでいるのである。
確実に調子を上げてきている蛯名だが、今週日曜のマイルCSではイスラボニータに騎乗する。勝てば2週連続GⅠ制覇となるだけに力が入っていることだろう。私のイスラボニータのジャッジは週末のマイルCS「メガ盛り新聞」で公開するのでお楽しみに!
さて、先週の「穴ズバッ」は土日とも北村宏司騎手が手綱を取った2頭を取り上げた。読者の皆さんだったらご存じだと思うが、土曜東京3Rダイワドレッサー(単勝4番人気・840円)と日曜東京8Rボルゲーゼ(単勝4番人気・670円)とも勝利。菊花賞のキタサンブラック以来勝ち星がなかった北村宏だが5勝の固め打ちだ。
今週の3日間開催の「穴ズバッ」でも北村宏騎乗の穴馬を取り上げる予定。「メガ盛り新聞」と合わせて、どうぞご期待あれ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。