調教ビフォーアフター馬
◎ドゥラエレーデ
(牡4 栗東・池添学厩舎)

今週から短期免許を取得して再来日するB.ムルザバエフ騎手が乗った最終追いの栗東坂路で、今週水曜に追われた馬の中で最速となる4ハロン49秒1の爆速タイム。栗東坂路の自己ベストを1秒2も更新してきました。

この動きに追い切りを見届けた池添学師は「(54秒台を想定していたので)正直、速すぎですね」と思わず苦笑い。それでも騎乗したムルザバエフ騎手は「無理はさせていない。調子は絶対にいい」とキッパリ言い切ったのは見逃せません。

BEFORE (2走前:チャンピオンズC3着)
当週 栗東坂路(良)
53.6 38.4 24.8 12.4 馬なり
AFTER (今回:フェブラリーSの中間調整)
当週 栗東坂路(良)
49.1 36.4 24.4 12.6 一杯

通常、東京までの長距離輸送となる関西馬は実質的な最終追いを1週前に済ませ、レース当週は終い重点でサラっと流す調整が主流となっています。これは強い調教を課すことによる気性面への影響や馬体減り、脚元の負担などを考慮してのものです。

しかし今回は池添学師のコメントからも察するとおり、明らかに想定外の異次元時計。この点は気になる材料も、栗東坂路で50秒台を切るのは絶対能力以上に調子が良くなければ到底不可能でしょう。

しかも前半から飛ばしながら傾斜がキツくなるゴール前でも二枚腰を使って踏み止まり、ラスト1ハロン12秒6。終いの伸びは今回と同じくムルザバエフ騎手が騎乗したチャンピオンズC3着時の最終追いと遜色なく、当日パドックの気配に要注意も調教の動きから大注目の1頭となります!

1番人気を裏切った前走時とは動きが一変!フェブラリーSの“穴”調教ビフォーアフター馬をメルマガで限定配信します。ご登録のメールアドレスから是非チェックしてください⇒メール設定の確認はコチラ