- 5月4日 京都11R 京都新聞杯(G2)
-
お宝馬$ジューンテイク(8人気) 1着
これぞ血統ハンティング!
- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
-
本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
【チャンピオンズC】ダートなら無敗街道
2016/12/3(土)
日曜中京11R チャンピオンズC(G1)(ダート1800m)
◎本命馬 |
---|
②アウォーディー 牡6、栗東・松永幹厩舎、武豊騎手 |
ホッコータルマエ、タガノトネールが残念なことになってしまったが、それでも全く色褪せないほど、現在のダートの顔役たちが揃った。それだけに勝ち切るのは並大抵のことではないが、勢いに賭けたい。②アウォーディーが本命だ。
まず、ローテーション的に圧倒的優勢の前走JBCクラシック組である。1頭も3着に入れなかったのは、過去10年で09年の1度しかない。
何より信頼できるのは自在性。そしてその血統だ。父ジャングルポケットは、今や芝ではスピード不足、瞬発力不足の産駒が多く、完全にパワー型に特化した。そして異父妹弟のダートでの成功ぶりを見れば、母ヘヴンリーロマンスがサドラーズウェルズのパワーを抽出して伝えているとしか考えられない。さらにリボーの血が入っていて、大舞台向きのスケールも十分だ。良馬場でも道悪でも、位置取りに関係なく上がり最速をマークできる力は、ここでも1枚上だ。
ダートで6戦無敗、無敗街道は7つに伸びるとみた。雨になっても問題ない。
$お宝馬 |
---|
⑭アポロケンタッキー |
10月以降4戦目という強行軍は懸念されるが、常識にかからないところがある馬だ。ブラジルCの大敗は、休み明けながら激闘だったシリウスSの反動から中2週で、仕上げ切れなかったのが原因とみる。みやこSは内容的には楽で、ここへ向けて疲れを残さない競馬だった。最大のネックだった枠をクリア。なんとしても外枠がほしかっただけに、ここは迷わず馬券のキモとしたい。
相手は⑦ラニ、⑤ロワジャルダン、⑧サウンドトゥルー、押さえで⑨ノンコノユメ、⑫ゴールドドリームだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。