- 5月19日 東京11R オークス(G1)
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本命馬◎ライトバック(3人気) 3着
初の長距離挑戦に太鼓判!
- 5月18日 京都11R 平安S(G3)
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本命馬◎ハピ(3人気) 2着
条件好転を逃さずゲット!
【レインボーS】雨が降ろうが降るまいが
2017/9/15(金)
土曜中山11R レインボーS(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑥ゲッカコウ 牝4、美浦・高橋博厩舎、丹内騎手 |
台風の進路、速度が何とも気になる。暴風雨圏が想定されている地方の方々は、もしかしたら競馬どころではないという心境かもしれないが、開催が行われるからには予想するのは我々の仕事。緊急への備えを憂いなくした上で、買える方は馬券を買ってみてほしいと願う。
さて土曜の中山、私見ではあるが、予報を踏まえると雨の降り出しはお昼すぎ、それも大雨にはならないようだ。メインレースのレインボーS、芝は稍重でなんとか収まると判断する。エアレーションとシャッタリングを両方行っているので、滑るような感じの馬場というより、少し掘れ始めるくらい。力をいささか要することになりそうだ。
牝馬ではあるが、460キロ台の馬格を持ち、血統からはこうした馬場が得意と目される⑥ゲッカコウを狙う。
ロージズインメイ産駒は、芝もダートもコーナー4つ、それも坂のあるコースがなお良しという傾向がある。完全な道悪の中山二千、弥生賞でコスモオオゾラが勝って穴を空けた。またゲッカコウの祖母チューニーは東京での印象が強いが、中山でもターコイズS(1800m)を勝ち、またダートで名を挙げた近親トロワボヌールも、新馬戦勝ちは中山のコーナー4つの芝だった。自身も中山の1800m、2000mでは6走して1度しか掲示板を外していない。福島での復帰戦以降は粘りが増しており、少し渋った馬場を見越して信頼したい。
$お宝馬 |
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⑩ウインオリアート |
ゲッカコウ含めて、ラフィアン・ウイン軍団が4頭出してきた。その中でも不気味なのはコレ。ステイゴールド×ラムタラなら雨は大歓迎のはずだし(3走前の道悪完敗は東京コースが敗因ともとれる)、かつ中山でこそだろう。現級では完全に壁に当たっているが、去年も6着とはいえ0秒4差、流れ1つで馬券になっていい。手の合う松岡騎手に戻ったのもプラスだ。
相手上位は④テオドール、⑪ソールインパクト。押さえは⑤プロフェット、⑧マイネルラフレシア、⑦ワールドレーヴ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。