【大阪杯】ショウナンマイティ「どれだけ一流どころと…」

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3月28日(水)、4月1日(日)に行なわれる大阪杯(GⅡ)に出走予定の ショウナンマイティ(牡4、栗東・梅田智厩舎)を管理する梅田調教師の調教後コメントは以下の通り。

-:大阪杯に出走するショウナンマイティについて梅田智之調教師にお話を伺います。久々だった前走(大阪城S)は後方から猛然と追い込んで惜しいレースでしたが、振り返ってみていかがでしょうか。

梅田智之調教師:雨も通って下が緩い馬場でして、頭数も少なくてスローペースでした。まぁ展開が向かなかったなと。あそこまで行けば正直勝ちたかったですけれど、馬はよく走ってくれたと思いますし、強いところは見せてくれました。

-:久々ということで体が随分増えていたように思いましたが、その点についてはいかがですか。

梅:確かに体重は増えていましたが、背が伸びて横に幅も出てきて、そんなに太目感はないというか、あれはほとんど成長分だと思っています。

-:久々を一度使われました。その後の中間の調整過程を教えてください。

梅:前走後はこの大阪杯を目標として順調に調教しています。先週は浜中騎手を乗せてCWでビシッとやりまして、今日は直前なので坂路でサラッとやりました。予定どおり順調に来ています。

-:今日の追い切りですが、跨った浜中騎手にはどのような指示を与えたのですか。

梅:先週かなり強い負荷をかけているので、馬のテンションを上げないというのと、先週の時点でだいたい仕上がっているので、今日のような調整をしようということですね。

-:改めて、その動きの評価をいただけますか。

梅:終いに時計はちょっとかかったのですが、乗り役も無理をしなかったということなので、調整そのものは順調です。

-:明けて4歳ということになりますが、先ほど肉体面のことをおっしゃっていました。精神面を含めて成長した部分があれば教えてください。

梅:昨年の今頃は運動中でも急に暴れたりしていましたが、今はそういうこともなく、我慢がきくというか落ち着いて大人になった気がします。

-:ここ2戦、2着です。ここにきて着がまとまってきたというのは、何か変わってきた部分があるからですか。

梅:やっぱり乗り役との会話ができるようになったというか、以前は行けというときに行けなかったり、行くなというときに行ってしまったりがあったのですが、近走は指示に従うようになってきたので、それが結果に現れているのでしょう。

-:今回はG2、非常に強い面々との手合わせになるわけですが、その点についてはいかがでしょう。

梅:G1馬が3頭出てくるので、チャレンジャー的な立場というか気楽には行けるので、それがいいほうに出てくれたらと思っています。

-:最後、レースに向けての抱負をいただけますか。

梅:今のショウナンマイティが自分の競馬をして、どれだけ一流どころとやれるのかというのを楽しみにしています。