【NHKマイルC】アルフレード「東京のマイル戦は…」

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2日、日曜東京11レース・NHKマイルカップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、スプリングステークス12着のアルフレード(牡3、美浦・手塚厩舎)は、武士沢友治騎手を背に(レースではC.ウィリアムズ騎手が騎乗予定)坂路コースで追われ、4F51.7-37.3-24.2-11.9をマークした。

追い切りに関して、手塚貴久調教師
「2頭併せで、1本目は普通キャンター、2本目は52、3秒の予定でやりました。少し時計が速くなりましたが、無理をして出したわけでもありませんし、内容としては良かったと思います。動き自体も迫力が戻ってきていますし、馬体の張りも違って、かなり良い状態だと思います」とコメント。

「前走は久々や馬場などいろいろな敗因が考えられますが、朝日杯を好タイムで勝った反動もあったかもしれません。朝日杯後は牧場でもケアをして、厩舎に戻ってからも1ヶ月くらい調整をして、追い切り時計などは問題がありませんでしたが、疲れが残っていたかもしれないなと反省しました。今回はそれを踏まえて、前走後に疲れがあったので皐月賞は厳しいということで、オーナーサイドと相談して早い段階でNHKマイル1本に絞りました。疲労も抜けて、調整は問題なく進んでいます。
マイルでは負けていませんし、持ち時計もあります。腰に甘さがあって調教でも左回りの方がスムーズですし、新潟の経験もあるので、東京のマイル戦という条件に替わるのはいいと思います。今回騎乗するウィリアムズ騎手も朝日杯のときの良いイメージしか持っていないと思いますし、好位につけて、自分の馬が一番強いというイメージで乗ってもらえれば、思います。昨年の最優秀2歳牡馬に選ばれた馬ですし、東京の大舞台で2歳の頃の輝きを取り戻したいですね」と巻き返しを狙う。