【小倉記念】サトノノブレス差し切り完勝!重賞2勝目

14年8月10日(日)、2回小倉4日目11Rで第50回小倉記念(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の3番人気・サトノノブレス(牡4、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.8(稍重)。

2着には1馬身3/4差で6番人気・マーティンボロ(牡5、栗東・友道厩舎)、3着には1馬身3/4差で2番人気・メイショウナルト(セ6、栗東・武田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたラストインパクト(牡4、栗東・松田博厩舎)は6着に敗れた。

内からメイショウナルトが好ダッシュでハナへ。タムロスカイが2番手に続き、オートドラゴン、ミキノバンジョー、ラストインパクトが好位を追走。サトノノブレス、ニューダイナスティ、マーティンボロは少し離れて中団に待機。メイショウナルトが軽快に逃げてレースは進む。直線を向いてもメイショウナルトが粘りを見せるが、外からサトノノブレスとマーティンボロが一気に追い込みをかけ、間からはニューダイナスティも脚を伸ばす。内外大きく離れた攻防となるも、ゴール前、サトノノブレスが力強く抜け出して快勝。2着はマーティンボロが続き、3着にはメイショウナルトが逃げ粘った。

勝ったサトノノブレスは、これが重賞2勝目。昨年の菊花賞でエピファネイアの2着となった後、日経新春杯で重賞初制覇。今回は春の天皇賞以来3ヶ月ぶりの競馬で、強さを見せつける勝利。秋の活躍に向けて期待が高まる結果となった。

馬主は里見治氏、生産者は洞爺湖のメジロ牧場。馬名の意味由来は「冠名+高貴の生まれ(仏)」。

【和田竜二騎手のコメント】
「今年は前半で重賞を勝てなかったので、今日は最大のチャンスだと思って、しっかり乗りました。日経新春杯の辺りから、早めの競馬が合っているのは分かっていましたし、今日は小回りが合うか心配でしたけど、うまく行きましたね。

イメージは番手での競馬でしたけど、ペースが早くなりましたし、トビの大きい馬なので外から進みました。10Rで本命馬で負けてしまったので、内は行かないでおこうと(苦笑)。馬もこの馬場をよくこなしてくれました。直線では追えば追うほど伸びるという感じでしたね。

長い距離で走る馬で、小回りの2000mでも勝ちましたし、秋は大きいところで頑張ってほしいですね。僕自身、(先週は900勝を達成するなど)いい感じで過ごせています。小倉の雨も心地いいですね(笑)。まだまだ競馬は続きますので、ぜひ足を運んでください」

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サトノノブレス
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:クライウィズジョイ
母父:トニービン
通算成績:13戦4勝
14年日経新春杯(GⅡ)
14年小倉記念(GⅢ)

“サトノノブレス"/

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