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【アフター5スター賞】サトノタイガーが大接戦制す!
2014/8/27(水)
14年8月27日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第21回 アフター5スター賞(S3)(3歳上 別定 1着賞金1300万円 ダート1200m)は、吉原寛人騎手騎乗の3番人気・サトノタイガー(牡6、浦和・小久智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.8(良)2着にはハナ差で6番人気・ゴーディー(牡6、大井・赤嶺本厩舎)、3着には3馬身差で4番人気・サトノデートナ(牡6、船橋・川島正厩舎)が続いた。
1番人気のアルゴリズム(牡6、大井・堀千亜厩舎)は8着に敗れた。
コアレスピューマとゴーディーの2頭がレースを引っ張り、サトノタイガーは3番手のインを追走。アルゴリズムは中団やや後ろで控える態勢となった。
直線に入りコアレスピューマが脱落。粘り込みを図るゴーディーに、外からサトノタイガーが襲いかかると2頭の叩き合いが続き、鼻面を並べてのゴールとなったが、写真判定の結果サトノタイガーが僅かに先着。3着争いは馬群を割ったサトノデートナが食い込んだ。アルゴリズムは直線の伸びを欠き、見せ場なくレースを終えた。
勝ったサトノタイガーは今年初頭に南関東へ移籍。今回は生涯初の1200m戦となったが、好位追走から測ったように逃げ馬を差し切る堂々のレースぶり。5月に制した川崎マイラーズ以来となる重賞2勝目を飾った。
馬主は松村真司氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+虎」。
【吉原寛人騎手のコメント】
「前回から乗せていただいて、ゴールした時は勝ったと思ったんですが、写真判定が凄く長かったので“アレっ?”と。写真判定にはトラウマがあるので、なんとか勝ってくれて良かったです。理想的なレース展開になってくれましたし、ゴーディーをしっかり見ながら、抜け出したところに合わせて行けました。1200mでどういう競馬になるのかなと思っていましたが、終始手応え良く回ってこれましたし、これまで果敢に先行していた脚をしっかりタメることができました。前に行ってもしぶとく粘ってくれてますし、今日のように差しても競馬ができます。距離もマイルから短いところまで幅広く対応してくれますし、凄い馬ですね。
今後は一線級が揃った時に乗り役の技術が問われると思うので、また騎乗する機会があればしっかりとエスコートしてあげたいですね。こうして有力馬に乗せていただけることに感謝しながら、結果を出して行きたいと思っています。いつも応援していただきありがとうございます。これからも南関東に来ますので、よろしくお願いします」
サトノタイガー
(牡6、浦和・小久智厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ファビラスターン
母父:サンデーサイレンス
通算成績:31戦7勝
(地方通算成績:5戦2勝)
重賞勝利:
14年アフター5スター賞(S3)
14年川崎マイラーズ(S3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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