トピックスTopics
追い比べ制しジャストドゥイングが連勝…芙蓉S
2014/9/28(日)
9月28日(日)、3回新潟6日目9Rで芙蓉ステークス(芝1800m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の4番人気・ジャストドゥイング(牡2、栗東・中竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.8(良)。2着には半馬身差で1番人気・ロジチャリス(牡2、美浦・国枝厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・ストリートキャップ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
ロジチャリスが好スタートからハナを切るも、アドマイヤピンクが内から押してすぐに先頭に立つ。さらにストリートキャップ、ジャストドゥイングが続き、道中では8頭が縦一列に。ゆったりとした流れから直線を向くと、ジャストドゥイング、ロジチャリス、ストリートキャップの3頭が並んで抜け出す。最後までもつれる叩き合いとなったが、最後のひと伸びを見せた内のジャストドゥイングが差し切り勝ち。
勝ったジャストドゥイングは祖母に小倉3歳S3着のクイーンリザーブがいる血統。新馬戦こそ、後に札幌2歳Sを制するブライトエンブレムの2着に敗れたものの、続く未勝利戦では快勝。連勝でのオープン特別勝ちとなった。
馬主は前田晋二氏、生産者は新冠の株式会社ノースヒルズ。馬名の意味由来は「やるしかない」。
1着 ジャストドゥイング(北村宏騎手)
「スローペースのなか、有力馬が前目で固まって進んでいたので、仕掛けるタイミングを逃さないように心がけた。追って浮き上がる感じのフォームなのに、ぐんぐん伸びてくれたよ。前半で力が抜け、沈み込むようになれば、もっといい脚を使えそうだね」
(中竹和也調教師)
「前走はかかっていましたが、うまく折り合いが付いたのは収穫です。ヨーイドンの瞬発力比べも合っていますね。次走は様子を見て決めたいと思いますが、重賞でも楽しみが広がります」
2着 ロジチャリス(蛯名騎手)
「まだ乗り難しさも残るので、プレッシャーがかからないよう、我慢させた。もうひと伸びできなかったとはいえ、これから良くなる余地はたっぷり。素材は確かだよ」
3着 ストリートキャップ(戸崎騎手)
「いい馬です。いったん先頭に立ちましたし、能力は秘めている。最後に甘くなったのは、プラス12キロの影響でしょう」
5着 シゲルケンカヤマ(丸田騎手)
「ピリピリしがちなタイプですが、さらにうるささを増しています。それでも、折り合いには進境を見せました。北海道から帰り、また新潟への輸送がありましたからね。消耗があったと思いますよ」
芙蓉ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒
ジャストドゥイング
(牡2、栗東・中竹厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ストラテジー
母父:フレンチデピュティ
通算成績:3戦2勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/19(日) 【オークス】掴んだ母の忘れ物!チェルヴィニアが樫の女王の座を掴む
- 2024/5/19(日) 【日本ダービー】出走馬格付けバトル!3部門全てランクインした鉄板級の軸馬候補
- 2024/5/18(土) 【平安S】貫き通した逃げの道!ミトノオーがJRA重賞初制覇
- 2024/5/18(土) 【オークス】ヴィクトリアマイルは特大サイン炸裂!今週も驚きの激走候補が急浮上
- 2024/5/19(日) 【オークス】狙いは先行馬か差し馬か?「絶好ポジション」から抜け出す本命候補
- 2024/5/19(日) 【オークス】前走はノーカウント!立て直されたここが絶好のねらい目!
- 2024/5/17(金) 【オークス】春のG1予想7戦6勝!ブエナビスタで勝ったアンカツが語る「ステレンボッシュ評」
- 2024/5/17(金) 今週は大挙19頭に騎乗!JRA通算100勝へ、いよいよ始まるカウントダウン!【永島まなみコラム】