【天皇賞(秋)】7枠15番イスラボニータ 外目の枠も能力を信頼

11月2日(日)に行われる天皇賞(秋)(G1)の枠順が確定。今年の皐月賞馬イスラボニータ(牡3、美浦・栗田博厩舎)は7枠15番に決定した。

過去10年では1枠と並んで最多タイとなる、3頭の勝ち馬を輩出している7枠。しかしスタート直後にコーナーが待ち構える東京芝2000mは外枠不利が定説となっている。この枠順に横田調教助手は「内枠が欲しいのは欲しかったが……」と渋い表情を浮かべる一幕も。

それでも、ここまで8戦6勝、2着2回。抜群の安定感と世代屈指の能力に信頼を寄せ、「レースが上手な馬だし、ルメールも東京で何度も乗っているから大丈夫でしょう」と前向きにコメントを締めくくった。

クラシック最終戦をあえて見送り、歴戦の古馬たちとの初対決。加えて世界の名手との初タッグなど話題は尽きないイスラボニータ。自身4勝を挙げている相性の良い東京コースが舞台となれば、陣営の勝算も十分だろう。2002年のシンボリクリスエス以来12年ぶり、史上4頭目の3歳馬Vで歴史にその名を刻めるか。

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