【エ女王杯】1週前 メイショウマンボ「気持ちの問題」

6日、エリザベス女王杯(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。メイショウマンボ(牝4、栗東・飯田祐厩舎)は武幸四郎騎手を背にCWコースで3頭併せ。最後方から2馬身追走し、4コーナー手前で先行する2頭に並ぶと、直線では一気に交わし去り最先着。シンゼンレンジャー(古1600万)に5馬身差をつける圧巻の走りを見せた。時計は6F81.5-64.8-50.4-36.8-12.0秒をマーク。

「具合というよりは気持ちの問題だと思うんですよね。前走時は休み明けでソフトにやってきたけど、今回は当日のイレ込みを覚悟して先週、今週と調教で跨って気合をつけておきました」と跨った武幸騎手の言葉にも気合いが入る。「これが実戦でどうかだね」と付け加え、相棒の立て直しを願った。

牡馬相手では結果を出せておらず、前走の京都大賞典でも2番人気に推されるも10着と大敗。休み明けを叩かれ、牝馬限定戦となる今回は巻き返し必至。昨年の女王として、無様な姿は見せられない。変則三冠馬が、秋2戦目で反撃を開始する。

メイショウマンボ