【かしわ記念】9歳馬ワンダーアキュートが和田と久々コンビでV!

5月5日(祝・火)、船橋競馬場で行われた交流重賞・第27回かしわ記念(Jpn1)(4歳上 定量(重賞競走)指定 1着賞金:6000万円 ダート1600m)は、和田竜二騎手の4番人気・ワンダーアキュート(牡9、栗東・佐藤正厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.37.4(良)。

2着は1馬身差で1番人気・ベストウォーリア(牡5、栗東・石坂厩舎)、3着は1馬身半差で5番人気・ハッピースプリント(牡4、大井・森下淳厩舎)が続いて入線した。
3番人気のクリソライト(牡5、栗東・音無厩舎)は4着、2番人気のサンビスタ(牝6、栗東・角居厩舎)は5着だった。

大外枠からセイントメモリーがハナを主張し、内からベストウォーリア、サンビスタ、ハッピースプリント、セイクリムズンと続く。ワンダーアキュートは先頭集団の後方。離れてクリソライトがおっつけ気味で追走する形。向こう正面ではクリソライトもポジションを押し上げ、上位人気勢は一団で進むが、3コーナー付近から徐々に脱落する馬もみられる。
ベストウォーリア、ハッピースプリントが競り合うように先頭で直線を向くと、ハッピースプリントは外に膨れるロス。その2頭の間隙を縫うように、ワンダーアキュートが進路をとると、直線で突き抜けて快勝。衰えを感じさせない走りを披露してみせた。

勝ったワンダーアキュートは昨年の帝王賞、2012年のJBCクラシックなどを制し、JCダートでは3年連続2着になるなど、ダート戦線のトップホースとして活躍してきた一頭。
近3戦は馬券圏内を確保できず、前走では長らく続いていた武豊騎手とのコンビも解消していたが、元主戦の和田竜二騎手との約2年3ヶ月ぶりの手で復活V。古豪健在をアピールしてみせた。

同馬は半兄にダート重賞5勝のワンダースピードがいる血統。馬主は山元信行氏、生産者は三石のフクダファーム。馬名の意味由来は「冠名+鋭い」。

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ワンダーアキュート
(牡9、栗東・佐藤正厩舎)
父:カリズマティック
母:ワンダーヘリテージ
母父:Pleasant Tap
通算成績:44戦13勝
重賞勝利:
15年かしわ記念(G1)
14年帝王賞(Jpn1)
13年日本テレビ盃(Jpn2)
12年JBCクラシック(Jpn1)
11年東海ステークス(G2)
09年武蔵野S(G3)
09年シリウスS(G3)

ワンダーアキュート

ワンダーアキュート

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