【ジャパンC】凱旋門賞馬と同レベルの期待 3歳牝馬ナイトフラワー

26日、東京競馬場でジャパンC(G1)に出走する外国馬の調教が行われた。

前走、オイロパ賞1着のナイトフラワー(牝3、独・シールゲン厩舎)は、助手が騎乗してダートコースでキャンター1+1/4周。

【ペーター・シールゲン調教師のコメント】
「輸送も上手くいきましたし、今朝の動きも凄く良かったので今のところ何も問題はありません。東京の馬場は合っていますし、ペースや距離もこの馬向きだと思います。枠順としては外枠は嫌ですね。5番から10番あたりを引ければと思います。あとはペースが速くなるのが理想ですね。

これまでタイガーヒル、デインドリームでジャパンCに参戦しましたが、その2頭とも素晴らしい馬でした、ナイトフラワーも同じレベルにあると思うのでチャンスはあると思っています」

【マイケル・アンドレー馬主関係者のコメント】
「オイロパ賞の後にジャパンCの招待を受けました。日本の競馬レベルは非常に向上している印象ですが、今回はブリーダーズCではなくジャパンCを選択しました」

ナイトフラワー


前走、メルボルンC4着のトリップトゥパリス(セ4、英・ダンロップ厩舎)は、厩務員が騎乗して芝コースで速歩~常歩~速歩1+1/2周、キャンター3/4周。タイムは7Fから98.6-82.3-67.4-53.8-39.8-13.8秒をマーク。

【ロビン・トレヴァー=ジョーンズ調教助手のコメント】
「来日直後は元気がなかったが徐々に良くなってきました。今は落ち着きも出てきていい状態にあります。コーフィールドCは素晴らしい内容で走れましたが、前走のメルボルンCはペースが遅く、他の馬と同じようにトリップトゥパリスも力を出せませんでした。

2400MはコーフィールドCでしか経験がありませんが、上手くいくと思っているのでジャパンCの参戦を決めました。東京の馬場も合うはずで、特には意識していません。枠としては1番から10番が良いですね。理想としては7、8番辺りでロスなく運べればというところです。

今朝はそれまで強めの調教ができなかったので、しっかりと追い切りました。芝も合う感じはしましたし、馬の感触も良かったです。あと今日の稽古ではメンコを付けましたけど、雨だったのでね。頭が濡れないようにしたくなかったのでメンコを付けました」

トリップトゥパリス