【POG】トーホウアイレスが長い直線の差し比べを制して新馬勝ち…新潟新馬

トーホウアイレス

8月21日(日)、2回新潟8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の6番人気・トーホウアイレス(牝2、美浦・田中清厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.0(良)。

2着にはクビ差で2番人気・スマイルフラワー(牝2、美浦・奥村武厩舎)、3着には半馬身差で11番人気・アギシャン(牝2、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたエディフィス(牝2、美浦・尾関厩舎)は6着に敗れた。

トーホウアイレスがダッシュ付かずに後方から。好スタートを決めたマヤノブリリアンスがハナに立ち、そこへアンヌが並びかける。人気のエディフィスは後方5~6番手からレースを進め、8頭ほどがひと塊となって直線へ。
いち早く抜けたコスモミュートにアギシャン、トーホウアイレスが襲いかかり、更に大外からスマイルフラワーが急追。2頭が並んだゴールはスマイルフラワーをクビ差抑えたトーホウアイレスに軍配が上がった。

勝ったトーホウアイレスの母トーホウドルチェは交流重賞のマリーンCを勝つなど7勝を挙げた活躍馬。初仔となる1つ上の姉トーホウハッピーは中央デビューを果たせずに登録を抹消。その妹が無念を晴らす鮮やかな新馬勝ちを決めた。また、父ハーツクライ産駒はこの世代4頭目の勝ち上がりとなった。

馬主は東豊物産株式会社、生産者は日高町の竹島幸治氏。馬名の意味由来は「冠名+風(西)」。

1着 トーホウアイレス(柴田善騎手)
「スタートはゆっくりでしたが、新馬ですし慌てずに運びました。1頭になるとフワッとするところがあったので、前に目標を置きながら運びました。仕掛けてからの反応は良かったですね。まだ稽古でもハミを取ったり取らなかったりするので、その辺りが改善されてくれば更に良いと思います」

2着 スマイルフラワー(田辺騎手)
「道中も他馬を気にしていましたし、最後も手応えはそれほどではありませんでしたが、思った以上に伸びてくれました」

3着 アギシャン(宮崎騎手)
「攻め馬で乗って良い馬だと思っていました。追ってからも反応してくれましたし、今日が初戦なのでこれからまだまだ良くなってくると思います」

4着 コスモミュート(大野騎手)
「よく頑張っています。先行力がありますし、小回りコースでも良さそうです」

5着 ピンクガーベラ(石川騎手)
「大外枠でしたし、テンになかなか行けずにあの位置からになりました。まだ若さがありますが、良血らしさは感じられましたよ」

7着 エディフィス(戸崎圭騎手)
「直線で他馬に寄られたことが痛かったですね。1回使って良くなれば、と思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • トーホウアイレス
  • (牝2、美浦・田中清厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:トーホウドルチェ
  • 母父:サウスヴィグラス
トーホウアイレス
トーホウアイレス

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。