【POG】1番人気ハーツブライトが内目をスルスルと抜け出して勝利…東京新馬

ハーツブライト

11月13日(日)、5回東京4日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の1番人気・ハーツブライト(牝2、美浦・尾形充厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.3(良)。

2着には2馬身半差で6番人気・ベッキー(牝2、美浦・竹内厩舎)、3着には半馬身差で9番人気・クラウニングラック(牡2、美浦・菅原厩舎)が続いて入線した。

ニシノキャプテンが先頭でレースを引っ張る。勝ち馬はゆっくりとしたスタートから、中団に控える形。人気の一角ワイルドグラス最後方からの競馬に。3、4コーナー中間でベッキーが先頭に立って直線に向く。開いた内目をスルスルとハーツブライトが上がって行き、残り200mであっさり突き抜けて先頭。最内を通ってクラウニングラックも追い込んでくるが、前には届きそうになく、そのままハーツブライトが後続に2馬身半差をつけて快勝。接戦の2着争いは早め先頭からベッキーが粘り込んだ。

勝ったハーツブライトの母、シーカーマは現役時代に16戦3勝の戦績を残し、カナダでG3ナタルマSを制するなど活躍。15年セレクトセールにて2916万円で落札されており、2歳上のゴーントレット、1歳下のロードカナロアの牝馬も同じくセレクトセールにて取引されている。父、ハーツクライはこの世代12頭目の勝ち上がりとなり、アルテミスSを制したリスグラシューを筆頭に4頭のオープン馬を輩出している。
馬主は伊東純一氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「父名の一部+輝く」。

1着 ハーツブライト(内田博騎手)
「スタートはイマイチだったが、慌てないで乗ったんだ。人気馬を見ながら運べ、直線もぽっかり前が開き、楽に抜け出せたよ。これからの馬。いい素質があるね」

2着 ベッキー(柴山騎手)
「道中は良い感じでしたよ。スローペースだったので、自ら動いていきました。直線で交わされましたとはいえ、良く頑張っています。物見もせず、しっかり走れましたよ」

4着 ユキノエルドール(野中騎手)
「スタートは出なかった。でも、スローな流れだったので、好位置を取れました。勝負どころでもたつきましたが、使いつつ変わってきます」

6着 レディカママル(松岡騎手)
「引っかかるので、折り合い重視で乗った。ゲートなど、課題は多いけれど、ひとつずつクリアしていければ」

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  • ハーツブライト
  • (牝2、美浦・尾形充厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:シーカーマ
  • 母父:Exchange Rate

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