【シルクロードS】坂路で快走ニシケンモノノフ 勝負の1年ファインニードル

ニシケンモノノフ

50.9秒を叩き出したニシケンモノノフ

24日、シルクロードS(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、JBCスプリントで悲願のG1タイトルを手にしたニシケンモノノフ(牡7、栗東・庄野厩舎)は、助手を背に坂路で一杯で追われ、4F50.9-37.4-25.2-13.2秒の水曜日3位となる好タイムをマークした。

【庄野靖志調教師のコメント】
「休み明けでもあるし、水曜もびっしりと。上がり時計はかかったけど、馬場もそんなに良くなかったものね。これでいいでしょう。久しぶりの芝になりますが、もう一度試してみたいと思ってたんです。ダートでも軽い馬場で速い時計で走れているし、去年のフェブラリーSでも芝の部分からスピードに乗れていた。悪くないと思うんです。まあ、スタートからゴールまで走ってどうかだね」

●前走、スプリンターズS12着のファインニードル(牡5、栗東・高橋忠厩舎)は、川田将雅騎手を背にCWコースで終い強めに追われ、6F81.8-66.1-52.0-38.8-12.0秒をマークした。

【高橋義忠調教師のコメント】
「先週の坂路追いでは少し重たかったのか、最後でモタれるようなところもありました。それを踏まえて微調整をしてきたし、今週のコース追いではいくらか素軽さも出ていていましたね。馬体重が増えていることはスプリンターらしい体へ変化しつつあるところと捕らえています。今年は勝負の1年になると思うし、今後が楽しみになる走りを見たいですね」

ファインニードル

力強い動きを見せたファインニードル

●前走、カーバンクルS5着のタマモブリリアン(牝5、栗東・南井厩舎)は、助手を背に坂路で強めに追われて、4F57.1-39.7-24.9-12.4秒をマークした。

【南井克巳調教師のコメント】
「追い切りはちょっと軽くなりすぎたかなあ。ま、使ってきてる馬だし、これで十分かな。2走前もそうだけど、前走もあっさり控えすぎたかな。内枠なんだし、もう少し行かせてから控えても良かったかも。ちょっとチグハグなところもあったからね。自分のリズムで走らせてやりたい」