重賞でも接戦演じたペイシャフェリシタが好位からきっちり差し切り…春雷S

ペイシャフェリシタ

4月8日(日)、3回中山6日目11Rで春雷ステークス(芝1200m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気・ペイシャフェリシタ(牝5、美浦・高木登厩舎)が優勝。前の2頭が飛ばす中、離れた先行集団で流れに乗る。4コーナーではバラけた馬群の内で持ったままポジションを押し上げ、直線に入ってからは外に持ち出しながらびっしり追われると、最後は粘り込むセカンドテーブルをゴール前で交わした。勝ちタイムは1:07.4(良)。

2着にはアタマ差で6番人気・セカンドテーブル(牡6、栗東・崎山厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・ディバインコード(牡4、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。

勝ったペイシャフェリシタは前走の阪急杯(G3)で勝ち馬と0.1秒差の5着と好走していた。半姉ペイシャフェリスは14年アネモネS、16年朱鷺Sなどを勝利している。馬主は北所直人氏、生産者は新ひだか町の友田牧場。馬名の意味由来は「冠名+幸せ(伊)」。

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1着 ペイシャフェリシタ(三浦騎手)
「すごく乗りやすかった。いい位置で立ち回れ、道中の手応えが楽だったよ。リズム良く直線に向き、終いもしっかり。時計が速かったけど、難なく克服してくれた。馬が充実しているね」

2着 セカンドテーブル(水口騎手)
「あれこれ考えず、小細工なしに位置を取りにいきました。最後までしっかり走れています。負けて強しの内容ですよ。やはり能力があります」

3着 ディバインコード(北村宏騎手)
「いつもは少し反抗するのに、よく詰め寄ってくれた。1200mに対応。むしろ合っているように感じたね」

4着 アレスバローズ(津村騎手)
「道中で力み、乗り難しいのですが、終いはよく伸びています。パワーをコントロールできたら、もっとやれますね」

5着 レジーナフォルテ(杉原騎手)
「スタートを上手に出て、リズムに乗れました。ただ、これまでと比べると、物足りなさも感じましたね。見えない疲れがあったのかも。春先でフケが影響したかもしれません」

6着 マイネルバールマン(柴田大騎手)
「1400mのほうが競馬はしやすいのですが、上々の内容でした。ダートより芝がいいですね」

7着 ビップライブリー(太宰騎手)
「もう少し脚を使えると思ったのですが。最後に頭が上がり、もうひと押しが利きませんでした」

8着 アクティブミノル(酒井騎手)
「思った以上にテンが速くなりました。結果論ですか、行きたい馬を行かせほうが良かったかもしれません。稽古と同様、直線でもたれなくなっているのですが」

  • ペイシャフェリシタ
  • (牝5、美浦・高木登厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:プレザントケイプ
  • 母父:Cape Cross
  • 通算成績:19戦6勝

ペイシャフェリシタ
ペイシャフェリシタ

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