【セレクトセール2018】今年も億超え続出は確実!1歳馬に超良血ズラリ

競馬関係者、ファンが注目の日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2018」が7月9日(月)、10日(火)の2日間にわたって北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われる。

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2017年は15頭のミリオンホースが飛び出した1歳馬市場。今年も国内外で活躍した母馬や、重賞勝ち馬を兄姉に持つ良血馬がずらりと名を連ねた。1歳馬市場(9日)に上場予定の「超・高額馬候補」を紹介する。

【1歳馬市場】
21番 キングスローズの2017(牡、父ディープインパクト)
母はニュージーランド1000ギニーなどを勝利し、ニュージーランド3歳牝馬チャンピオンにも輝いた名牝。全兄サトノアーサーは素質が高く評価されており、先月エプソムCで待望の重賞初勝利を果たした。その全弟にあたる本馬も評価は高い。

52番 ジンジャーパンチの2017(牡、父ディープインパクト)
母はBCディスタフなどアメリカ古馬牝馬G1を6勝と勝ちまくり、アメリカ古馬牝馬チャンピオンに選ばれた歴史的名牝。半姉にあたるルージュバックは牡馬相手に好走を重ね、G1には手が届かなかったものの、毎日王冠など重賞4勝、オークス2着の実績を残した。

75番 オーサムフェザーの2017(牝、ディープインパクト)
BCジュヴェナイルフィリーズを制し、アメリカ2歳牝馬チャンピオンにまで上り詰めた母を持つ超良血馬。全兄スーパーフェザーは今年の青葉賞で3着になるなど、将来を嘱望されている1頭。妹に掛かる期待も大きい。

100番 リッスンの2017(牡、父ディープインパクト)
母リッスンはイギリス2歳GIフィリーズマイルを制し、アイルランド2歳GIモイグレアスタッドSで2着した早熟の名牝。欧州で数多くの名馬を生み出し続ける名牝系の出身で、全姉タッチングスピーチはエリザベス女王杯で3着などの実績を残している。

144番 ウォッチハーの2017(牡、父ディープインパクト)
アルゼンチン生まれの母はダートG1・ブエノスアイレス市大賞典を制するなどした名スプリンター。祖母ワリーもアルゼンチンチャンピオンスプリンターに輝いた名牝。ノーザンファーム期待の繁殖牝馬が送りだす傑作に注目が集まる。