【川崎記念】ミツバ&和田竜が一気に抜け出しJpn1初制覇!カネヒキリと親子V

ミツバ

1月30日(水)、川崎競馬場11Rで行われた第68回川崎記念(Jpn1)(4歳上 定量 1着賞金6000万円 ダート2100m)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気・ミツバ(牡7、栗東・加用厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:15.0(良)。

2着に2.1/2馬身差で1番人気・ケイティブレイブ(牡6、栗東・杉山厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・オールブラッシュ(牡7、栗東・村山厩舎)が続いた。

1着 ミツバ(和田竜騎手)
「馬が頑張ってくれました。返し馬から気合いが乗っていて、ゲートも出てくれそうな雰囲気でした。レースは色々シュミレーションしましたが、一番いいイメージ通りでしたね。3コーナーでは外を狙っていましたが、外を狙っている馬も多く、内でもいけそうだったので狭いところへ。最後も狭いところでも我慢してくれましたし、違う面が見られました。難しい面のある馬で、もう一度こういう競馬ができるかといえば簡単ではないですが、今日は仕上がりも抜群でしたからね。次は違う競馬場で走ることになるかもしれませんが、今後も楽しみです」

ハナを奪ったのはサルサディオーネ。コパノチャーリー、ミツバ、ケイティブレイブ、アポロケンタッキー、掛かり気味にオールブラッシュ、ポッドジョイ、ツィンクルソード、カガノカリスマまでが大きな隊列、少し離れてアサクサポイント、コスモマイギフト。
1周目の直線で我慢しきれなくなったオールブラッシュが先頭に並びかける。2周目の3コーナーでJRA勢がまとめて進出して、オールブラッシュ、ケイティブレイブ、ミツバ、アポロケンタッキー4頭という態勢。直線での追い比べでは、内のオールブラッシュ、外のケイティブレイブの狭い隙間をミツバが強引に割って抜け出し、一気に突き抜けてゴールイン。

勝ったミツバは、4歳秋のシリウスS(G3)で重賞初挑戦し4着。以降も17年、18年の交流重賞マーキュリーC(Jpn3)を連覇するなど中長距離で安定した活躍を見せていた。近親には02年JBCスプリント(Jpn1)などダート重賞5勝のスターリングローズがいる。父カネヒキリは09年に川崎記念(Jpn1)を制しており、親子制覇となった。馬主は株式会社 協栄、生産者は日高町のタバタファーム。

  • ミツバ
  • (牡7、栗東・加用厩舎)
  • 父:カネヒキリ
  • 母:セントクリスマス
  • 母父:コマンダーインチーフ
  • 通算成績:42戦10勝
  • 重賞勝利:
  • 19年川崎記念(Jpn1)
  • 17~18年マーキュリーカップ(Jpn3)

ミツバ

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