【中山大障害】前走より状態アップ!マイネルグロンが4連勝で初G1制覇を目指す

4連勝でG1初制覇を狙うマイネルグロン

4連勝でG1初制覇を狙うマイネルグロン


中山大障害
マイネルグロン
青木孝文調教師

——前走の東京ハイジャンプで重賞初勝利を挙げました。レースを振り返ってください。

青木調教師(以下、青):ゲートの出がゆっくりなタイプというイメージを持っていましたが、前走はスムーズに五分のスタートを切れましたし道中もいつもより自然な動きでラクに良いポジションを取れたように見えました。力のある馬の後ろにつけて行かせ過ぎないように抑えて、終始好位からマークして前にプレッシャーをかける石神騎手の技術もさすがでしたし、それに応えて馬もセンスの良い走りを見せて頑張ってくれました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

青:前走の1週間後くらいにビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出しました。向こうで1ヶ月くらい過ごさせてもらって11/21(火)に帰厩しました。その後も順調にきていますし、乗る者全てが「前走より更に状態が良い」と口を揃えるくらい良い仕上がりです。

——12/13(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

青:今お話ししたように既にだいぶ仕上がっている状況を踏まえて、坂路で55、6秒くらいをメドにラストは馬なりで抱えたまま、ハミをかけて馬の気持ちを乗せる形でやりました。いつもと同じ助手が乗りましたが「終始前進気勢がありましたし、体調の良さが伝わってきました」と話していました。

——キャリア初となる障害G1挑戦ですが、コース適性への見通しは。

青:初の大障害コースで距離は当然未知数ですが、中山コース自体は未勝利戦でも勝ったりバンケットも何度も経験していますし特に問題ないと思います。何より石神騎手が全て分かっていますからね。あれだけ実績あるジョッキーにこちらが何か言うのは釈迦に説法というものですし、基本的にジョッキーにお任せです。

——転厩初戦の障害未勝利戦で勝利を挙げ、前走では厩舎としても初めての重賞制覇を達成しました。この馬は立派だなと感じるところを教えてください。

青:気持ちのスイッチの切り替えが上手ですね。転厩してきた当初は物見をすることもありましたが、今はあまり余計なことをせず落ち着いて日常を過ごしています。だからと言って猫可愛がり出来るようなタイプではなく気性のキツさも併せ持っているので、それだけ力を入れるところとリラックスするところの切り替えが上手なんだろうと思います。

放牧先での様子をSNSの動画で見ましたが、牛かと思うくらいゆったり歩いていましたから(笑)。あとは内臓も丈夫ですし、脚元は気を遣いながら坂路中心で調整していますが、悪くなることもなくしっかり調整出来ているところも偉いなと思います。

——中山大障害へ向けて意気込みをお願いします。

青:障害戦に限らずどのレースでもそうですが、まずは無事にレースを終えてほしいと思っています。その気持ちを持ちながらも、やはり競走馬なのでそればかりを考える訳にはいきませんから、この中間も脚元を気遣いながらも遠慮なく攻め込んでいます。

かなり大きな心配と、かなり大きな楽しみを抱えながら過ごしている日々ですね。これだけの大舞台に楽しみを持って臨める馬を管理出来る調教師としての喜びを感じつつ、レースまでしっかり仕事をしていきたいと思っています。