インカンテーションが左後肢第1指骨を骨折 帝王賞は回避

今年のフェブラリーSで2着に入り、前走の平安ステークスで重賞3勝目を挙げたインカンテーション(牡5、栗東・羽月厩舎)が、24日(水)に大井競馬場で行われる帝王賞(Jpn1)を回避することが、所属するターファイトクラブのHPで発表された。

20日の調教後に筋肉痛のような疲労感がみられ検査したところ、全治3ヶ月の骨折が判明した。

今年に入っての3戦はいずれも馬券圏内と安定感のあるレース内容。打倒ホッコータルマエの筆頭だっただけに、残念な知らせとなった。期待されたG1初戴冠は持ち越しとなってしまったが、骨折の程度は軽く、順調に回復を示した場合は秋に戦線復帰した姿を見せてくれそうだ。

インカンテーション
(牡5、栗東・羽月厩舎)
父:シニスターミニスター
母:オリジナルスピン
母父:Machiavellian
通算成績:22戦8勝
重賞勝利:
15年平安ステークス(G3)
14年みやこステークス(G3)
13年レパードS(G3)