【POG】ネコワールドが鮮やかに突き抜け2馬身差の快勝!…東京新馬

6月18日(土)、3回東京5日目5Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の3番人気・ネコワールド(牡2、美浦・堀井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.2(稍重)。

2着には2馬身差で4番人気・アフターバーナー(牡2、美浦・伊藤圭厩舎)、3着には9馬身差で2番人気・ハシルキセキ(牡2、美浦・伊藤正厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたビッグヒットは15着と大敗した。

ややバラついたスタートの中、ネコワールドとハシルキセキの2頭が勢い良く飛び出し、内のハシルキセキがハナを切る形に。隊列はやや離れてセイプレジール、サンシアトル、シロクニ、アフターバーナーらが続き、先頭から後方まで縦長の展開。人気のビッグヒットは後方から4番手あたりを追走した。
馬群は詰まることなく、先頭2頭が後続を突き放したまま競る形で直線へ。直線に入って間もなくネコワールドがハシルキセキから先頭を奪うと、グングンと足を伸ばして独走状態に。後方勢も追い込みにかかるが、良い脚色を見せたのはアフターバーナーのみ。勢い良く前へと迫っていったが、失速気味のハシルキセキをかわしたところまで。ネコワールドが粘りこんだままゴール板を通過し、見事デビュー勝ちを果たした。

勝ったネコワールドは、「ネコ」の冠名で知られる桐谷茂オーナーの所有馬。今季デビューするネコ軍団の先陣を切る形でデビュー。見事白星で初陣を飾った。
生産者は日高町の新井弘幸。馬名の意味由来は「猫+世界」。


1着 ネコワールド(石橋脩騎手)
「乗りやすかったですね。稽古で乗って動くのは分かっていました。今日は思ったよりペースが流れていましたが、ポジションを下げても仕方ないと思ってついていきました。周りがバテるなか、最後までバテずに頑張ってくれました」

2着 アフターバーナー(丸田騎手)
「勝ち馬は強かったですけど、あそこから詰めたようにこの馬も力がありますね。競馬に行って大人びていますし、先が楽しみです」

3着 ハシルキセキ(江田照騎手)
「良いスピードを見せてくれました。少し競られましたが、新馬の割りには頑張っているのではないかと思います。使って変わってきそうな感じもありますし、気が入ってくれば更に短い距離でも良さそうです」

4着 シロクニ(畠山助手)
「稽古を十分積んでいましたし、仕上がりは悪くありませんでした。ジョッキーも稽古で乗っていましたし、今日は返し馬から良い感触を掴んでくれたようです。流れに乗って最後まで頑張っていますし、初戦としては良い内容の競馬が出来たと思います」

5着 サンナッシュビル(二本柳騎手)
「稽古ではフワフワした感じがありました。前半は競馬を分かっていない感じがありましたが、流れに乗ってからは良い感じでした。最後もジワジワ脚を使っていますし、悪いところのない馬ですよ」

15着 ビッグヒット(石川騎手)
「スタートは遅れたわけではありませんが、ヒルんでしまいました。道中も気を遣って進んでいきませんでした。これからいろんな条件を試してみてもいいかと思います」

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ネコワールド
(牡2、美浦・堀井厩舎)
父:ノボジャック
母:イーグルフォンテン
母父:サクラバクシンオー

ネコワールド

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