【レパードS】夏は調子・仕上げ方がポイントに!?過去の好走馬と同じ調整パターンで挑む好調教馬

まだ底を見せていない素質馬ミスティックロア

まだ底を見せていない素質馬ミスティックロア


猛暑日が続いている日本列島。競馬界でも先週、今週と暑熱対策で小倉競馬が開催休みとなっています。

競走馬=サラブレッドは暑さに弱い生き物です。基礎体温が高いことから、レース後には体温が上昇して熱中症になってしまう馬も少なくありません。こと夏場においては、馬の能力に加えて「状態面」も好走に関わる大きなポイントといえるでしょう。

状態面を判断する代表的な指標が「調教」です。追い切りでのタイム、手応えなどを見て馬の調子を見極めることは、基本中の基本。

しかしレースごとによって、好走しやすい「調整パターン」も存在していることは、意外と知られていません。

今週のレパードステークス(G3、新潟ダ1800m)も過去の好走馬を紐解いていくと、ある傾向が浮かび上がってきました。

近年のこのレースはとにかく「栗東調整」を行った「関西馬」が強く、中でも「坂路調教」で仕上げた馬が好成績。昨年の勝ち馬カフジオクタゴンもこの条件に該当していました!

▼「関西馬」で最終追い切りが「坂路調整」だった好走馬(過去5年)
22年1着 カフジオクタゴン
→最終追い栗東坂路 4ハロン53.1-12.4秒

22年3着 ハピ
→最終追い栗東坂路 4ハロン52.6-11.9秒

20年2着 ミヤジコクオウ
→最終追い栗東坂路 4ハロン57.2-12.9秒

18年1着 グリム
→最終追い栗東坂路 4ハロン54.3-12.3秒

18年2着 ヒラボクラターシュ
→最終追い栗東坂路 4ハロン54.1-12.4秒

昨年は1・3着、18年にもワンツー決着。昨年の勝ち馬カフジオクタゴン、18年2着馬のヒラボクラターシュといった人気薄もこのファクターならしっかりと拾うことができます!

まず関西馬が好走しやすい理由のひとつに、輸送が非常に楽であることが挙げられます。

栗東トレセン近くにある「栗東インターチェンジ」から新潟競馬場最寄りのインターまでの道のりは、一度も高速道路を降りることなく一直線。関東馬と比較して時間はかかりますが、揺れも少なく競走馬にとっては負担は少なめ。

さらに夏場においては、長めから追う「コース追い」ではなく、短い坂路でさらっと仕上げた負荷を掛け過ぎない調整が好相性。レース当日までに余力を残しておくことも重要なのかもしれません。

今年は栗東坂路調整馬が多数出走していますが、中でも動きが目立っていたのはミスティックロア

4ハロン53.2-12.1秒を馬なりでマークしており、ゴールに向かってグングンと伸びる走りは躍動感たっぷり。いい状態でレースを迎えることができそうです!