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※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!

中山記念

阪急杯

  • 2/25()夕方発行
    東京スポーツ(中山記念の予想を掲載)
  • 2/26()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (中山10~12R)

イルーシヴパンサー

牡5
[美]久保田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
イルーシヴキャット
母父:キングカメハメハ
通算成績 12戦6勝[6-2-0-4]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

後ろ脚が長い馬でやや腰高に映るものの、キ甲が伸びてバランスが良化。骨格面はほぼ完成された印象。背中はやや短めで、ハーツクライ産駒の中でも前後にまとまったタイプ。飛節も「曲飛」でしっかりとバネが利き、良質な瞬発力を秘めている。広いコースでの良績が目立つため、コーナー4つの舞台をこなすかがカギ。休み明けの京都金杯でもいきなり結果を出しているが、一度使った効果か体つきにはよりメリハリが出た印象。筋肉の張り具合や毛艶も良好で、馬体は前走以上に良く見える。

シュネルマイスター

牡5
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
Kingman
Serienholde
母父:Soldier Hollow
通算成績 12戦4勝[4-3-1-4]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

胴が詰まった体型で、前後の連動性に優れる。飛節の折りも「くの字」に折れた曲飛で、ピッチが利くと同時にバネ感もあり、瞬発力に特化している印象。追ってからやや反応が鈍い時もあるものの、エンジンが掛かってからの切れ味は現役馬の中でもトップクラス。厳冬期を越しての出走となるが、毛艶は近走の立ち写真でも一番光沢があり、代謝の良さが伝わってくる。肘離れも良く、後肢の下腿部には血管が浮いて、筋肉の張りも良好。1週前の時点では太め感無く仕上がっている。

スタニングローズ

牝4
[栗]高野厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
ローザブランカ
母父:クロフネ
通算成績 11戦5勝[5-2-1-3]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

比較的肉付きのいいタイプで、特に後躯は大腿筋膜周辺を中心に、膨らむように発達。加えて前後にまとまったフォルムで、筋肉量含めてスピードを感じさせる馬体。マイル戦でも活躍できそうなイメージがあり、1800mへの距離短縮はプラスに働きそう。飛節は緩やかにカーブしており、バネ感十分。機動力にも優れ、中山実績も豊富。コース適性は不安なし。今回は休み明けの分、やや余裕残しの印象。太めはさほど感じないが、一度実戦を使えばより体つきは締まってきそう。

ソーヴァリアント

牡5
[美]大竹厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
通算成績 11戦5勝[5-2-1-3]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

胴長のフォルムで持続力勝負を得意とする体型。胸周りは縦幅があって深く、心臓や肺など心肺機能に関連する部位の容量が大きい。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、跳びの大きな走りをする。広々としたコースのほうがより良さが活きる印象も、機動力に優れたタイプなので、小回りコースで割り引く必要はない。5歳になって体つきにもメリハリが出てきた。1週前の時点で肋骨がわずかに感じ取れるくらい、馬体は引き締まっている。毛艶も冬時期とすれば光沢があり体調の良さが窺え、いきなり力を出せる状態に整った。

ダノンザキッド

牡5
[栗]安田隆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ジャスタウェイ
エピックラヴ
母父:Dansili
通算成績 13戦3勝[3-2-4-4]
前走時馬体重 530kg
詳細
寸評

2~3歳春よりも筋肉量が増えて、パワフルな体つきになってきたこともあり、以前よりも体つきにまとまりが出てきた。それでも骨格は父似で背中周りを窮屈に見せず、良質な持続力を秘めている印象。過去の写真と見比べてみると、後躯のボリュームがさらに増してきた。半腱半膜様筋がハッキリと浮き上がって、全体に馬体も引き締まっている。休み明けでも太め感はなく、毛艶も上々で体調はかなり良さそう。ドバイターフへの前哨戦ながらキッチリと仕上がっている。

ラーグルフ

牡4
[美]宗像厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
アバンドーネ
母父:ファルブラヴ
通算成績 10戦5勝[5-0-1-4]
前走時馬体重 500kg
詳細
寸評

豊富な筋肉量と、まとまりのある胴周り。ファルブラヴの血が入っている分、全体にパワフルな印象があり、本質的にはパワー型。背中は短めで、腹周りも後躯に向かって引き締まっている。小回りコースで器用に立ち回れる機動力も秘めていて、総合力に優れている。1ハロンの短縮は問題なく対応できそう。前走の中山金杯は中間の負荷がやや軽く、体つきに良化の余地を残しながらも勝利。今回のほうが肌ツヤは良く見せていて、状態面に関しては上積みがありそう。筋肉の張りも増してきている。

イチオシ馬

ヒシイグアス

牡7
[美]堀厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
ラリズ
母父:Bernstein
通算成績 15戦6勝[6-5-0-4]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

父産駒の中では胴周りにまとまりがあるタイプで、背中は短め。腹側のラインは後躯に向かって引き締まっており、後肢の飛節も程よくカーブ、バネ感十分。加速力に秀でていて、小回りコースも巧みな機動力で問題なくこなせる。バランスが整っていて筋肉の質感も柔軟。7歳馬でも体つきに緩みはなく馬っぷりの良さが目立ち、年齢を感じさせない好馬体。昨年の宝塚記念以来の実戦となるが、毛艶は黒光りして体調の良さが伝わってくる。太め感はなく、いい状態で出走できそう。

やーしゅん
21年の勝ち馬。中山コースで4勝を挙げているように小回りへの適性は言うまでもありません。宝塚記念後に熱中症となり一時は体調を崩していましたが、立ち姿や調教の動きからは立て直されている様子が伝わってきます。中山記念はリピーターレースでもあり、再度の好走に期待しています。

アグリ

牡4
[栗]安田隆厩舎

レース適性星
仕上がり星
Caravaggio
オールドタイムワルツ
母父:War Front
通算成績 8戦4勝[4-1-2-1]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

胴周りにまとまりのある体型で、腹周りをふっくらと見せる。キャリアの浅い4歳馬でまだ背丈は伸びそう。前駆・後躯ともに肉付きのいい馬だが、体つきは若干緩く見せていて、引き締まってくる余地を感じさせる。それでも3連勝を決めているように、潜在能力はかなり高そうだ。先行して結果を残しているが、緩さと同時に柔らかさ、伸縮性も秘めているので、スピードで押し切るというよりはタメて良さが出るタイプと見ている。冬時期と日当たりの関係で毛艶こそ冴えないが、筋肉の張りは上々。太め感もなく、動ける態勢に整った。

ダディーズビビッド

牡5
[栗]千田厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
ケイティーズギフト
母父:フレンチデピュティ
通算成績 19戦4勝[4-4-2-9]
前走時馬体重 526kg
詳細
寸評

腹袋が大きくふっくらと見せるフォルム。パワー型の印象が強く、直線に坂のあるコースは有利に働きそう。蹄は薄い造りをしているので、良馬場向き。トモの横幅は広く、大腿筋膜周辺は膨らむように発達していて実に力強い。スプリント寄りのタイプなので、1600m戦からの距離短縮は好材料。その前走は休み明けで+18キロと馬体重を増やし、過去最高体重での出走だった。写真での直接比較こそできないが、この馬なりに引き締まった体つきで、一度使った効果は十分に感じられる。

ホープフルサイン

牡7
[美]本間厩舎

レース適性星
仕上がり星
モンテロッソ
ステラーホープ
母父:グラスワンダー
通算成績 31戦5勝[5-1-3-22]
前走時馬体重 510kg
詳細
寸評

クビ周りが太く、肩の角度は立ち気味。四肢も短めで重心が低く、胴周りにもまとまりがあってスプリンターらしい馬体。肉付きが良くパワフルな印象も、背中は短めで伸縮性を秘めており、前捌きはやや硬く映るが、筋肉の質感からは柔軟性を感じさせる。後肢の飛節は「曲飛」でバネが利き、大型馬ながらピッチが速く、瞬発力に優れる。決め手を活かす形がベストで、ロスなく立ち回れれば。7歳馬でも馬体面は充実。毛艶・筋肉の張りも良好、休み明けでいきなり好走した反動も感じさせない、好仕上がり。

ルプリュフォール

セ7
[栗]松永幹厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
マイノチカラ
母父:サンデーサイレンス
通算成績 20戦5勝[5-1-4-10]
前走時馬体重 502kg
詳細
寸評

背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。伸縮性を感じさせるフォルムで、過去の戦歴が示す通りの瞬発力型。展開に左右される面こそあるものの、タメて終いを伸ばす形こそこの馬の特徴を生かす戦法といえる。蹄が薄いので乾いた馬場がベスト。1週前の時点で肋骨が感じ取れるように、ムダ肉なくスッキリと仕上がっている。筋肉の輪郭も浮いていて、トモもパンと張っているように状態はかなりイイ。7歳と高齢馬の域に入るが、馬体面は今がまさに充実期といった印象。

イチオシ馬

グレナディアガーズ

牡5
[栗]中内田厩舎

レース適性星
仕上がり星
Frankel
ウェイヴェルアベニュー
母父:Harlington
通算成績 12戦3勝[3-3-2-4]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

後躯の横幅が広く、やや胴詰まりのフォルム。筋肉の質感は硬めで、短距離志向が強い。マイルG1馬ではあるが距離は1200~1400mがベスト。腹周りをスッキリと見せているように、余分な肉が付いていない。素軽さが主張しているので、高速決着でこそパフォーマンスを上げてくるタイプと見ている。下腿部の血管の浮き具合を見ると、過去の写真と比較してさらに良化する余地を感じるものの、休み明けの阪神カップを叩いて体つきは引き締まってきた。肌ツヤもいいし、問題なく力を出せるデキ。

やーしゅん
阪神カップで2年連続連対しているように阪神芝1400mへの適性は文句ありません。筋肉質なボディは健在で、今回は休み明けだった前走を一度使ったこともあり、体つきはさらに引き締まってきました。万全の状態でレースに挑めそうです。
特注馬

メイショウチタン

牡6
[栗]本田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ラルティスタ
母父:マイネルラヴ
通算成績 28戦4勝[4-2-2-20]
前走時馬体重 486kg
詳細
寸評

最新の写真は21年CBC賞時
筋肉量が豊富な馬体で、トモは父ロードカナロア譲りでたくましく発達。胴はやや詰まり気味。腹袋も大きく、どっしりと重厚感がある。パワーとスピードが持ち味で、速い上がりを繰り出すタイプではないものの、底力勝負には強いイメージ。内回りコースへの適性も高く、阪神芝1400mでは3勝を挙げている。ピッチの利いた走法で、素軽さを感じさせる。綺麗な馬場ならば侮れない1頭。

やーしゅん
まとまりのある馬体、ピッチの速い走法で本来は先行力を秘めたタイプ。今回の阪急杯は確たる先行馬が不在で、内枠から好位を取れれば粘りこみがあっても驚けません。阪神は開催3週目で芝のコンディションは良好。この馬向きの良馬場でできそうな点も好材料です。
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