バンドワゴン2ページ目
2014/2/2(日)
「完全体」はまだ先
-:パドックとかでファンが今日はどうかなと思って見ると思うのですけど、この馬をパドックで見る時のポイントを教えて下さい。こんな仕草をするとか、こんな動きをするけど心配しなくて良いよ、というところはありますか?
荻野要調教助手:僕がパドックで見ていて、煩かったというイメージは特にはないんですけどね。これからやるとしたら、ファンとか、周りの人の声援でビックリして尻っぱねをしたりすることがあるかもしれないですけど、イレ込みさえしていなければ問題はないと思いますね。
-:普段はイレ込んでいる姿を表に出すタイプではないと思うから、それは一般ファンがみてもわかるところですね。馬場に入って返し馬に行く訳ですけど、返し馬に行くまでにちょっとずつテンションが上がっていくタイプですか。
荻:そうですね、はい。
-:それもイレ込み過ぎず、ちょっとフワッと下ろせるような返し馬の方が理想でしょうか。
荻:そうですね。返し馬で乗り役さんとの折り合いを見ていた方が良いかもしれないですね。
「古馬になれば、もうちょっとパワーアップするでしょうね。530~40ぐらいで競馬をしている可能性があるはずです。骨がもっとしっかりとしてくれれば、それくらいでもレースができると思いますね」
-:スピードもあるし、スタミナもある馬なんで、そこまで無事に出られたら良い結果が期待できそうですね。
荻:まだ、馬ができてないから、最後に内にモタれちゃったりするのが……。
-:それは体力的な問題ではなくて、完成度だけの話だと?
荻:だと思いますね。
-:520キロ前後で2度レースを使っていますけど、シッカリとして余分な脂肪が減って同じぐらいの体重になったら、もうちょっとパワーアップしそうなイメージがあります。
荻:古馬になれば、もうちょっとパワーアップするでしょうね。530~40ぐらいで競馬をしている可能性があるはずです。骨がもっとしっかりとしてくれれば、それくらいでもレースができると思いますね。今はまだ体も完成されていないですし、骨もまだ成長過程だと思うんでね。
-:ちょっと軽めに作っているという感じですね。
荻:その方が脚元にも良いと思いますね。筋肉を付けて上が重くなり過ぎちゃうと、今度は下が持たへんようになってしまうとか、そういう心配があると思うのでね。
-:これだけ潜在能力のある馬ですから、体がどうこうとあまり言わなくても良いと思いますが、ファンは極端な馬体減さえなければ、気にすることはないと。大きな変動はないと思っておいて良いですか。
荻:そう思いますね。
-:この先も取材をさせていただくこともあると思うので、またよろしくお願いします。ありがとうございました。
荻:こちらこそ。よろしくお願いします。
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