ジャスタウェイ2ページ目
2014/2/23(日)
-:ファンからすると、休み明けは走るけど、府中の方が中山よりイメージが良くて、開幕週でも雪の影響で馬場コンディションが、それほど良くない中山はあまり合わないのではないか、と感じていると思います。
榎本優也調教助手:気にはなりますが、東京しか走らないとか、左回りじゃないとダメ、などは無くしていって欲しいと思います。
-:実際は右回りでも勝っていますよね。
榎:そうなんですよ。全然大丈夫だと思っています。レースぶりにしても、ゲートさえ出れば無理にポジションを取りに行かなくても、そんなに後ろから行くこともなくなりました。今まではコーナーがあまり上手ではなくて、直線まで我慢させてという競馬が多かったのですが、天皇賞を見ていると4コーナーに入るぐらいからスーッと加速していけていたので、そういう乗り方のほうが脚を余さないと思っています。
-:府中での弾け方を見ると、あまり早く動いてほしくないんじゃないでしょうか。あれだけの脚をもっていることから逆算すれば、中山の短い直線でも間に合いますからね。
榎:そのあたりは(福永)祐一さんがどのように感じているか、わかりませんけどね。
-:馬具に関して変更はありますか?
榎:特にないですね。レースに行ったら、舌を縛ろうかと思っています。関屋記念の時は縛っていませんでしたが。
-:やっぱり、縛った効果はありますか?
榎:いくらか集中力が上がっていると思います。
-:天皇賞での走りを右回りでももう一回、というのが今回のテーマになりますね。
榎:加減して走ってほしいですね(笑)。昔は体質が弱くて飼葉を食べないとか、追い切った後ガクッとくるとか、心配がいっぱいありました。今では、少しずつ良くなってきていますが、競馬に行って一生懸命走ってしまう馬なので、本当に無事に……。そこが心配ですね。
-:ジャスタウェイの良さというのは、そういった可能性があったのに怪我をしなかったことですよね。仕上がり具合や、成長以上に走る能力があったから、固い馬場でも走ることができていて、関屋記念後のちょっとした心配や、夏の暑さも克服して、G1まで辿り着いてワンチャンスをものにしたと。
榎:特に新潟なんか怖いですからね。よく大丈夫だったなと思いますね(笑)。改めてすごい馬だなと思います。
-:国内のファンには、ドバイへ行く前の壮行会的な意味合いのある中山記念ですが、ジャスタウェイのファンに向けてメッセージをお願いします。
榎:G1馬になりましたので、恥ずかしい競馬をしないように、これから頑張って調整していきます。これからもいろいろなことをクリアしていける馬だと思っていますので、応援よろしくお願いします。
-:ドバイへ行けない人が殆どだと思うので、ファンからすると、国内で強いところ見たいですよね。
榎:ハハハ(笑)。そうですね。
-:どこまでできるか楽しみです。新生ジャスタウェイに期待ですね。
榎:はい、よろしくお願いします。
●ジャスタウェイの榎本優也調教助手インタビュー(前半)はコチラ⇒
1 | 2
|
|