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－：NHKマイルCへ向け、やはり最初に考えられるのは、今回は長い輸送を経験するという点が一つクリアするべきところかなと。

松：長いと言っても6時間ですから。基本的にすごく落ち着いている馬やし、輸送を苦にするというイメージはないですね。

－：現時点で(輸送は)心配な部分ではないと。

松：そうですね。左回り自体も問題ないと思いますしね。

－：直線が長いので、その辺はタイプとしては合うのかなと印象を持っています。ここのNHKマイルCが春の最終目標ということになりますか？

松：そうですね。さすがにもうオークスはないでしょうからね。

－：桜花賞の結果次第ではオークスへの参戦も一つのプランとしてはあったりしたのですか？

松：桜花賞使う前から、桜花賞～NHKマイルCですね。

－：NHKマイルC考えて、桜花賞ではそれも頭に入った調整内容だったということですか？

松：余力を残してということですか？フィリーズRから中3週で、桜花賞からまた3週でという感じなので、そんなNHKマイルCがあるからという桜花賞の仕上げ方ではないですね。

－：万両賞で戦っていますが、G1で牡馬との対戦になることに関してはいかがですか？

松：NHKマイルC自体が牝馬は勝っていないレースでもないのでね。過去に(勝ち馬が)何頭もいますものね。今年もこれが抜けた1番人気だという存在がいないと思うので楽しみです。この馬に関しては自分の競馬に徹するだけなのでね。どれをマークしてという訳でもないし。

「体重も毎週ピタッと同じですからね。週の中では増減があるかもしれないですけど、ウチは毎週火曜日の調教後に(馬体重を)量っていて、フィリーズレビューの前はずっと480、フィリーズRが終わってからは484。そこからまたずっと484なので。(桜花賞の)競馬が終わっても484のままで」

－：体重ですが、デビュー時は482キロでした。

松：そんなに大きな変動はないですね。カイバはしっかり食べますよ。

－：普通に食べて、調教もこなして、ローエングリン産駒としては筋肉量がある方ですよね？

松：そうですね。どっちかと言えば、ローエングリンという感じじゃないですもんね。

－：他の3歳馬たちに比べると大人びているというか、エサを食べて馬体を減らさないだけでも強みですね。

松：そうですね。体重も毎週ピタッと同じですからね。週の中では増減があるかもしれないですけど、ウチは毎週火曜日の調教後に(馬体重を)量っていて、フィリーズレビューの前はずっと480、フィリーズRが終わってからは484。そこからまたずっと484なので。(桜花賞の)競馬が終わっても484のままで。

－：それは本当にすごいですよね。しかも、ボロをした、人間とは水を飲む量も違うわけですから。

松：でも、昔と比べるとカイ食いは良くなりましたよ。2歳の時は気持ちちょっと残すところがあったのでしが、今は不安がないですね。食べてない訳ではないけど、舐めるように綺麗に食べますという感じではなかったので。

－：カラクレナイ単体で、現在の完成度はどれぐらいまで来ていると思いますか？

松：まだ良くなると思いますね。まだ本当に脚元とかも固まった訳ではないですしね。何より、無事にね。今の3歳世代はロゴタイプが活躍したことで、種付け頭数が増えた時の世代なのでね。

－：それがいきなり厩舎に来たという、ありがたい巡り合わせですね。母父アグネスタキオンなので、フットワーク自体は硬さがあるタイプですか？

松：う～ん、硬いとまで言わないですけど、柔らかいかと言われるとどうでしょうね。どっちかと言うとパワーがあるのでね。

－：先生も重賞を制覇されて、厩舎も新しくなって、次はG1制覇へ向けての意気込み、先生の目標を聞かせて下さい。

松：(NHKマイルCに向けての目標は)本当にどの馬にもチャンスがあると思うので、勝ちに行きたいですよね。

－：前走でマイル自体が問題ないと分かったというのは、やっぱり大きな収穫でしたね。レーヌミノルたちがオークス出走で、すぐにリベンジは出来ないですが、そう考えるとNHKマイルCの結果次第では、秋華賞でリベンジですかね。

松：使えたら、ですね。でも、秋はやっぱり秋華賞でしょうね。

－：今日はありがとうございました。NHKマイルC楽しみにしています。

松：ありがとうございました。応援よろしくお願いします。

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