コースレイアウト

攻略のポイント

• ①スタート地点：正面スタンド前の坂の途中からスタートします。最初の1コーナーまでの距離は約350m。スタート直後に上り坂があるため、前半のペースは落ち着きやすい傾向にあります。距離ロスを抑えられる内枠がやや有利とされますが、1コーナーまでの距離が長いため、外枠でも先行争いで極端な不利を受けることは少なく、枠順による有利不利は比較的少ないフラットなコースと言えます。
• ②第3〜第4コーナー：広大で緩やかなカーブが続きます。特に3コーナー手前には「大欅（おおけやき）」があり、ここから少し下り坂になります。3～4コーナーの中間で息を入れるか、あるいは外から位置を押し上げるかの駆け引きが発生します。4コーナー出口から直線にかけて、スピードに乗りながら直線の急坂へ突入する形になります。
• ③レース展開：ごまかしのきかない総合力が問われる舞台設定。基本的にはスロー〜平均ペースで流れ、日本一長い525.9mの直線を活かした「上がり3ハロン」の瞬発力勝負になりやすいです。ただし、G1レベルではスタミナも不可欠。逃げ切りは非常に困難で、直線の坂を登り切ってからさらに伸びる「長く良い脚」を使える差し・追込馬が好走する傾向にあります。真の実力馬が勝ち名乗りを上げるコースです。
• ④ココに注目：過去10年の枠順別成績を見ると、1枠が5勝(勝率31.3％、連対率50.0％、複勝率56.3％)と大きく他の枠を引き離しています。また、1枠から3枠までの内枠だけで9勝となっており、とにかく、内枠に入った馬の好走が目立っています。まずは、内枠に入れるかどうかが大きく勝利を引き寄せる鍵となりそうです。27日(木)の枠順確定に注目しましょう。内枠に入った馬は要注意です！