- ホーム
- 総力特集
- 2017 キーンランドC・夏ケイバ特集
- うまうま夏レシピ
こんばんは。ロビンソンあらため、狩野雄太(かの・ゆうた)です。先週の当コーナーで取り上げた札幌記念(G2)では、推奨馬サクラアンプルールが6番人気で勝利!2着の12番人気ナリタハリケーンと3着のヤマカツエースも「うまうまPOINT」の該当馬で、オイシイ万馬券(個人的には画像の3連複267.3倍)をGETできました!読んでいただいた皆さんはいかがでしたか?
やっぱり一発が出たときの気分は最高です。夏の甲子園で大会最多6本塁打を放った広陵・中村奨成捕手や、高校通算本塁打数を歴代単独トップとされる108本とした早稲田実業・清宮幸太郎内野手のように、ホームランを量産していきますので今後もご愛読よろしくお願いします。
今週のメニューは、キーンランドカップ(G3)が行われる札幌芝1200mです。
スピード重視!前走で先行していた馬
芝1200m戦は各場で行われますが、札幌はとにかくラスト3Fが速い!例年、開幕1~2週目には未勝利戦や500万下でも34秒台中盤が出るコースです。もちろん開催が進むにつれて遅くなってはいきますが、昨年のキーンランドCのレース上がりは34秒4でした。
ということで、圧倒的に先行馬が有利です。今年の札幌芝1200m戦は13鞍が行われ、馬券に絡んだ39頭のうち24頭が3コーナー6番手以内でした。また、前走でも3コーナー6番手以内だった馬が30頭。4コーナーを2ケタ番手で回っていたような末脚タイプは5頭しか来ていません。直線が短い上に、函館のようなアップダウンがほとんどないため、後方からの大外一気はまず届かないといえるでしょう。
今週の札幌芝1200m戦はキーンランドCを含めて4鞍(1鞍は日曜5R・2歳新馬戦)。土曜10R・ワールドオールスタージョッキーズ第1戦は、前走で差す競馬をしていた馬が大半を占めるメンバー構成です。逃げていたのは②サルドナ、⑦クリノスイートピー、⑩ラホーヤビーチの3頭ですが、狙ってみたいのは中団の前に付けていた⑪マイネルパラディ。札幌芝1500m戦で不利といわれる大外14番枠で、かなりロスの多いレースでした。戦歴を見ても1200mや1400mで先行できるスピードがあるので、距離短縮はプラスに働くはずです。
前走、北海道以外で先行して負けた馬
今夏の札幌芝1200m戦で、6番人気以下で馬券になったのはわずか5頭。比較的堅い条件といえます。前走2ケタ着順からの巻き返しは4頭だけで、そのうち3頭は「函館、札幌以外で先行していた馬」でした。野芝ではスピード負けした馬が、洋芝に替わって一変するパターンです。
オイシイ配当をゲットするために、土曜7R・3歳上500万下はココを狙ってみましょう!①ホッコーモモタンの前走は現1600万下のタマモブリリアンが逃げたペースについていって失速しましたが、2着以下は差し・追い込み馬が独占する流れでした。⑧ミンナノプリンセスは、後に北九州記念を制すダイアナヘイローを追いかけて力を使い果たした印象。⑯リルティングインクは4コーナー手前で前の馬に寄られて追い出しが遅れた影響もあったでしょう。
先ほども少し触れましたが、キーンランドCも比較的堅い決着が多いレースです。近5年(函館で行われた2013年を除く)を見ても、5番人気以下で馬券になったのは3頭だけ。そのうち2015年2着トーホウアマポーラ(9番人気)と2014年3着マジンプロスパー(5番人気)は、前走中京で先行して敗れていました。
今年は人気が割れそうなメンバー構成ですが、穴っぽいところでオススメの2頭を取り上げます。⑪ソルヴェイグは前走、東京のヴィクトリアマイルで逃げて5着。見せ場十分の内容でしたが、スプリンターズS3着が示すように本質的には1200mがベストです。昨年の函館スプリントSを勝ち、キーンランドCでも差のない4着に来ているので、洋芝適性も高い1頭です。
もう1頭は⑬メイソンジュニアを挙げておきます。前走は中京のCBC賞で2番手から行って12着に終わりました。古馬とは初対戦でしたし、これでいいんです。鞍上(M.デムーロ騎手)と斤量差で人気になってしまう可能性はありますが、前走だけで見切りをつけないほうがいい馬ですよ!
☆今週のうま馬リスト☆
- ◆土曜7R・3歳上500万下
①ホッコーモモタン、⑧ミンナノプリンセス、⑯リルティングインク - ◆土曜10R・ワールドオールスタージョッキーズ第1戦
⑪マイネルパラディ - ◆日曜11R・キーンランドC
⑪ソルヴェイグ、⑬メイソンジュニア
プロフィール
狩野雄太 Yuta Kano
一念発起して、2017年5月に某大手企業から競馬ラボ編集記者として電撃加入。前職での豊富なキャリアを活かし、LINE@限定コーナー「馬券になる1頭」では、配信した推奨馬が6戦2勝2着2回と華々しいデビューを飾った。予想スタイルは「条件替わりで激走する穴馬を探す」。購入馬券は3連複フォーメーションがメイン。一時、ロビンソン鹿野と自称していたように、ハマった時の破壊力が持ち味で、大波乱の札幌記念(G2)を的中してみせた。一見、キザに見えるが、笑顔がチャーミング&競馬には人一倍アツい隠れた人情派。