短距離ダートがアツい!

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先週は、東西でダート短距離戦線の楽しみな存在が続々登場。早速、経過をご紹介しよう。

まずは、先週土曜の阪神競馬11RコーラルSを好時計勝ちした、ゼンノパルテノン(牡6、栗東・松永昌厩舎)。
この後は、5月6日に名古屋競馬場で行われる、かきつばた記念で重賞初制覇を狙うとのこと。
「体質が強くなったのが大きい。近走の内容を見ると1400mが一番合っているし、この距離を重点に使っていく」と松永昌師。
なお、同レースにはメイショウバトラー(牝8、栗東・高橋成厩舎)も出走を表明しており、武豊騎手がそちらに乗れば幸騎手で挑む。

また、連勝の勢いを駆って臨んだものの惜しくも4着に敗れたゼンノコーラル(牡7、栗東・中竹厩舎)は中1週で来週の京葉Sに向かう。
「1200mの方が終いは切れるし、あとはハンデがどんなものかな」と白倉助手は巻き返しに意欲を燃やしていた。

一方、土曜中山11R春風Sを快勝、晴れてオープン馬の仲間入りを果たしたのがワールドハンター(牡4、栗東・坂口則厩舎)。
「期待している馬だから勝てて良かったよ。もし賞金面で出走できるようなら、来週の京葉Sに使いたいと思っている」と坂口則師。
ゼンノコーラルVSワールドハンター。先週の東西メインの力比較が重要なレースとなりそうだ。

先週は3歳馬にも期待大の新星が登場。
土曜阪神8Rの3歳500万下(ダ1400m)を快勝したリーガルスキーム(牡3、栗東・中尾秀厩舎)がそれ。
これでデビューから2連勝となったわけだが、その2戦とも勝ちっぷりが圧巻!かなりの出世が見込める器だろう。
「物見をするなど若さがあってこの内容。まだまだ強くなるだろうね。次走は馬の状態を見てからになる」と中尾秀師。今後の動向は要注目だ。