【毎日王冠】カレンブラックヒルが古馬を寄せ付けず5連勝!

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12年10月7日(日)、4回東京2日目11Rで第63回毎日王冠(GⅡ)(芝1800m)が行なわれ、秋山 真一郎騎手騎乗の1番人気・カレンブラックヒルが優勝。勝ちタイムは1.45.0(良)。

2着にはクビ差で12番人気・ジャスタウェイ(牡3、栗東・須貝尚厩舎)、3着には9番人気・タッチミーノット(牡6、美浦・柴崎厩舎)が続いて入線した。

勝ったカレンブラックヒルは5月のNHKマイルC以来の休み明け。初の古馬相手、初の1800mと厳しい条件が揃っていたが、1番人気に応えて堂々の5連勝となった。馬主は鈴木 隆司氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+ネパール原産の知的で勇敢な猟犬種より」。


1着 カレンブラックヒル(秋山騎手)
「強かったですね。レース間隔が開いた分、反応が鈍かったですけど最後にもう一度頑張ってくれました。道中はイメージ通りに運んで3コーナーまではスムーズで、そこから反応が鈍かったですけど何とかしてくれました。直線を向いたときに前を捕まえられると思ったので、後ろから交わされないようにタイミングを考えてゴーサインを出しました。春と比べて、馬体に大きな変化はありませんが精神的に落ち着きが出てきました。次も馬の力を信じて、カレンブラックヒルの力を全部出せるような騎乗をしたいと思います」

2着 ジャスタウェイ(柴田善騎手)
「コントロールがきいて乗りやすい馬です。馬の間に入ると力むところがあるので、その辺が解消してくると、距離が延びて良い競馬が出来ると思います」

3着 タッチミーノット(横山典騎手)
「この馬の一番良い状態と比べると物足りない感じがありますけど、それでこれだけ頑張っていますから十分だと思います」

4着 リアルインパクト(岩田騎手)
「この馬のレースをしましたが、若干ズブくなってきた部分があります。でも春より具合が良くなっていますし、マクり切られはしましたが渋太く食らいついての4着ですからね。次は更に良くなると思います」

5着 ダノンシャーク(浜中騎手) 「この馬には向かない力のいる馬場でしたけど、ロスなくスムーズに行けました。勝ち馬に並びましたけど、向こうはまた伸びました。この馬も力はありますし、条件が合えば大きいところも狙えると思います」


6着 グランプリボス(松岡騎手)
「休み明けで外枠という厳しい条件でしたからね。完調なら勝てていたと思います」

7着 ストロングリターン(福永騎手)
「落ち着いていて、馬の雰囲気は良かったです。道中もリラックスしていましたが、外に出してから伸び切れませんでした」

9着 エイシンフラッシュ(内田博騎手)
「ペースは問題ありませんでしたが、最後弾けませんでした。元々使っていった方が良いタイプですからね。今日は外枠もあったと思います」

11着 トーセンレーヴ(ピンナ騎手)
「テンションは高いと思いましたが、この馬にとって許容範囲内だと思っていました。開幕週なので、いつもより前で競馬をしましたが、最後は伸びあぐねてしまいました。久々は他も一緒ですし、距離も問題ないのでハッキリした敗因は分かりませんが、相手関係もあったかもしれません。それでもこの馬も力はありますし、今度は巻き返したいと思います」

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カレンブラックヒル
(牡3、栗東・平田厩舎)
父:ダイワメジャー
母:チャールストンハーバー
母父:Grindstone
通算成績:5戦5勝
その他の重賞勝利:
12年NHKマイルカップ(G1)
12年ニュージーランドT(G2)


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