エーシンウェズンが圧勝で重賞戦線へ名乗り…霜月S

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12年11月18日(日)、5回東京6日目11Rで霜月ステークス(ダ1400m)が行なわれ、戸崎 圭太騎手騎乗の2番人気・エーシンウェズンが優勝。勝ちタイムは1:22.6(重)。

2着には2馬身半差で9番人気・グリッターウイング(牡5、栗東・友道厩舎)、3着には13番人気・サクラシャイニー(牡6、栗東・羽月厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたマルカベンチャーは4着に敗れている。

勝ったエーシンウェズンはこれがオープン特別初勝利。前走から半年以上の休み明けも何のその、後続に2馬身半差をつける圧勝で6勝目をマークした。馬主は株式会社 栄進堂、生産者は米国のHelen Y. Painter。馬名の意味由来は「冠名+恒星名」。

1着 エーシンウェズン(戸崎騎手)
「返し馬からセンスの良さが伝わってきました。とても乗りやすい馬です。ポジションに関してはこちらに任せてもらいましたが、馬の行く気に合わせてスムーズに進めましたよ。直線の反応も抜群で、すっと抜け出してくれました。すばらしい素質の持ち主です」

(野中賢二調教師)
「もともと才能を買っていた馬ではありますが、かつては体質が弱くて。骨折休養明けでしたが、帰厩後は柔らか味が出て、ぐんと良くなっていました。しっかり乗り込んでいましたし、いきなりでもいい結果を期待していましたよ。文句なしの内容でした。今後が楽しみです。現状では1200m、1400mがベストでしょう。ダートの短距離重賞はメンバーが揃いますので、もっと賞金加算が必要でしょうし、次走は1週間くらい様子を見て決めます」

2着 グリッターウイング(武幸騎手)
「よくがんばってくれた。この距離でもダッシュが付き、勝負どころでもすっと上がっていけたからね。スムーズな競馬ができたよ」

3着 サクラシャイニー(松田騎手)
「もともと力がある馬。スタートが決まり、うまく流れに乗れました」

(羽月友彦調教師)
「東京は2勝しているベストのコース。状態も上向いていました」

4着 マルカベンチャー(幸騎手)
「いつもより前目で競馬をしました。でも、思ったほどは伸びなかったですね。もっと脚をためる戦法が合っています」

5着 メイショウツチヤマ(柴田善騎手)
「オープンでもやれるね。トモがしっかりし、力を付けている。次はずばっと決めたいなぁ」

8着 シセイオウジ(木幡騎手)
「この馬向きのペースじゃなかった。もっと流れてほしかったよ」

11着 オースミイチバン(川島騎手)
「良くなるのには時間がかかるタイプ。まだ本調子とはいえません。勝負どころでもたつきました」

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エーシンウェズン
(牡5、栗東・野中厩舎)
父:Trippi
母:Xtra Emblem
母父:Our Emblem
通算成績:23戦6勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。