[美浦]注目の障害馬2頭

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土曜中山8レース・中山新春ジャンプステークスに出走を予定しているハクサン(牡7、美浦・浅野厩舎)と月曜京都4レース・障害4歳上未勝利に出走を予定しているグローバルチャージ(牡5、美浦・松永康厩舎)について、石神深一騎手に話を聞いた。

ハクサンは、前走は勝ち馬マジェスティバイオから3/4馬身差の2着。
「前走は、勝つにはこれしかないという競馬をしました。テンに行けるタイプではないので、途中からでも上がっていって逃げ込もうと思っていました。考えていた通りの競馬が出来ましたが、勝ち馬が強かったですね。それでもこの馬の力は出し切れたと思います」とレースを振り返る。

「前走でよく頑張りましたし、疲れが見られたのでレース後は少し楽をさせました。中間は軽めを1本と強めを2本消化して、いつも通りの調整が出来ています。歩様も良いですし、馬は元気ですよ。この馬は中山コースが好きなのか、他の競馬場と比べて中山ではかかるくらいに行く気を見せます。軟らかい馬場もこの馬に合っていますし、今回も勝ち負けを意識できますよ」と期待は高い。

グローバルチャージは、1番人気に推された前走で7着。今回は仕切りなおしの一戦となる。
「前走は勝ちに行った分、掲示板を外してしまいました。飛越が上手なので道中は思ったように動けますけど、平地の脚がそれほど速いわけではありませんし、現状では出たなりでジワーッと上がっていく形が良さそうです。馬の具合は良いので、展開が向けば十分やれますよ」と見通しを語る。