唯一の関西馬メイショウユキチが逃げ切り…中山新馬

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13年1月19日(土)、1回中山6日目4Rでサラ系3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、津村 明秀騎手騎乗の2番人気・メイショウユキチが優勝。 1番枠から好スタートをきると、終始、後続を寄せ付けることなく逃げ切った。勝ちタイムは1:11.5(重)。

2着には4馬身差で1番人気・アビリティラヴ(牡3、美浦・本間厩舎)、3着には3番人気・トーキングドラム(牡3、美浦・斎藤厩舎)が続いて入線した。

勝ったメイショウユキチは近親にクイーンC勝ちのフューチャサンデーがいる血統で、2011年の北海道セレクションセールにおいて913.5万円で取引されていた。 馬主は松本 好雄氏、生産者は浦河の高昭牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名」。出走メンバー中、唯一の関西馬だったが力の違いをみせつけた。

1着 メイショウユキチ(津村騎手)
「ぽんとスタートを切れ、あとは自分のペースを守って行っただけ。走る馬ですよ。タイムも優秀ですし、上へいってもすぐに通用するでしょう。距離は多少、伸びても対応できそうです」

(木原一良調教師)
「練習でも二の脚が速く、初戦からやれる感触を得ていました。それにしても鮮やかでしたね。除外され、この距離にこだわった結果の関東遠征でしたが、難なくクリアしてくれました。とても素直な性格。1番枠を引き、残った雪に物見しないか心配していたのに、力むことなく、上手に走れたのは収穫です。まだぼてっと映り、絞れそうなスタイルですし、上積みも大きいでしょう」

2着 アビリティラヴ(柴田善騎手)
「勝ち馬は強かったけど、いい競馬ができた。最後までしっかり走っているよ。次だね」

3着 トーキングドラム(内田博騎手)
「前が速すぎた。でも、いいものを持っているのは確かだし、これから変わってくる」

5着 ジョアキーノ(吉田豊騎手)
「まだ体に余裕があるし、来られてムキになったりする気持ちの若さも残る。これから良くなるよ」

7着 カネトシエスプリ(松岡騎手)
「体に余裕があった。使ってからだね」

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メイショウユキチ
(牡3、栗東・木原厩舎)
父:プリサイスエンド
母:ルスナイサンバ
母父:キングヘイロー



写真:武田明彦

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