【エンプレス杯】女王ミラクルレジェンドがラストラン飾るV

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2013年2月27日(水)、川崎競馬場で行われた交流重賞・第59回 エンプレス杯(Jpn2)(4歳上牝、、別定(重賞競走)指定、1着賞金:3500万円 、ダート2100m)は、単勝1.1倍の圧倒的1番人気に支持された岩田康誠騎手騎乗のミラクルレジェンド(牝6、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.15.9(稍重)。

2着には1.1/2馬身差で3番人気・エミーズパラダイス(牝4、船橋・川島正厩舎)、3着には2番人気・ダートムーア(牝5、栗東・吉田厩舎)が入り、本命サイドの決着となっている。

勝ったミラクルレジェンドは昨年の東京大賞典を制したローマンレジェンドの半姉。一昨年、昨年と牝馬のダートNo.1決定戦であるJBCレディスクラシックを連覇した実績を持つ女王は、クラブの規定で、この春での繁殖入りが予定されているが、初挑戦となった、このレースでも実力をみせつけた。

馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「奇跡の伝説」。社台オーナーズクラブでの募集総額は3000万円。

【岩田騎手のコメント】
「無事に走ってくれて、ホッとしています。レースごとにすごく乗りやすくなって、最近は少しズブくなってきたんですけれど、何とか2100mを乗り越えて、素晴らしいレースをしてくれたと思います。
作戦としては前々に行こうと思っていたのですが、馬自身がスピードに乗ってこなかったので、リズムを壊さないよう、道中楽をさせました。やっぱり、勝負どころではちゃんと動いてくれて、安心してレースができました。
向正面で3番手に上がって射程圏に入れたので、直線の0どこで抜け出すかということだけでした。直線はこれが最後に味わう背中だな、ということを噛みしめながら楽しみました。小柄な女の子でしたが、それに負けない、負けん気の強い子だったので、いい子供をだしてほしいです。今までおつかれさまです、と声をかけてあげたいですね」

ミラクルレジェンド
(牝6、栗東・藤原英厩舎)
父:フジキセキ
母:パーソナルレジェンド
母父:Awesome Again
通算成績:25戦12勝
その他の重賞勝利:
11~12年年JBCレディスクラシック
10~11年レディプレリュード
12年マリーンC(G3)
10年クイーン賞(G3)


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