【東京スプリング盃】11歳のフジノウェーブが快挙4連覇!

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2013年3月6日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第4回 東京スプリング盃(S3)(4歳上、別定(重賞競走)、1着賞金:1300万円、ダート1400m)は、御神本訓史騎手騎乗の3番人気・フジノウェーブ(牡11、大井・高橋三厩舎)が優勝。好スタートから番手に控えると、直線でインから抜け出し差し切り勝ち。これで同レースは4連覇となった。勝ちタイムは1:26.8(良)。

2着には1馬身差で6番人気・ケイアイゲンブ(牡7、大井・佐宗応厩舎)、3着には4番人気・ピエールタイガー(牡5、大井・荒山勝厩舎)がそれぞれ入っている。1番人気に推されたミヤサンキューティ(牝5、大井・鈴木啓厩舎)は12着に終わっている。

勝ったフジノウェーブは07年のJBCスプリントを制したことでも知られるが、なんと、この勝利で東京スプリング盃は4連覇。昨年も交流重賞の東京スプリントで2着に好走するなど、大井、地方競馬を代表する活躍を続けている。

同馬は半兄に06年JRAの富士Sを制したキネティクスがいる血統。馬主は大志総合企画(株)。生産者は浦河の笹島政信氏。馬名の意味由来は「冠名+波」。

【御神本訓史騎手のコメント】
「歳は重ねるものなのに、4連覇って、本当に素晴らしいことですし、もはや、名馬ですね。僕にとって、一番思い出に残る馬ですけれども、馬という動物を超えて、僕のパートナーみたいな存在です。
これからの予定はオーナー、関係者の皆さんと相談しつつでしょうけれど、ここで結果を残したことは素晴らしいことですし…、とにかく、『素晴らしい』の一言に尽きます。11歳で、4連覇をして、厩舎関係者の努力はもちろん、また、この馬に励まされます。頭が下がる一方です。」

フジノウェーブ
(牡11、大井・高橋三厩舎)
父:ブラックタイアフェアー
母:インキュラブルロマンティック
母父:Stop the Music
地方通算58戦23勝
主な重賞勝ち鞍:
07年JBCスプリント(Jpn1)
10~12年東京スプリング盃(S3)
07・09年東京シティ盃(S2)
08年東京盃(Jpn2)
07年マイルグランプリ(S2)


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