クラウンロゼが無傷3連勝で桜花賞へ名乗り!…アネモネS

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13年3月9日(土)、2回中山5日目11Rでアネモネステークス(芝1600m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の2番人気・クラウンロゼが優勝。 これまでは先手を主張する形が続いていたが、今回は控えて、好位から。先に抜け出したサクラディソール、ジーニマジックらを鮮やかに差しきった。勝ちタイムは1:34.7(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・ジーニマジック(牝3、美浦・小笠厩舎)、3着には1番人気・サクラディソール(牝3、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。なお、2着のジーニマジックも桜花賞の優先出走権を獲得している。

勝ったクラウンロゼは当該コースで行われた前走のフェアリーS(G3)を制していたが、これでデビュー3連勝。2戦目まではいずれも10番人気の伏兵扱いだったが、主役級の一頭として、桜花賞へ挑むこととなりそうだ。 馬主は矢野 恭裕氏、生産者は新冠のカミイスタット。馬名の意味由来は「冠名+バラ色(仏)。バラ色の未来が開けるように」。

1着 クラウンロゼ(三浦騎手)
「前走も逃げるつもりはありませんでしたが、センスの良い馬なのであのような形になりました。今回はオーナー、調教師とも話して、少し控える競馬をしようと決めていましたその通りの内容でしたし、この馬の持ち味を生かすレースが出来ました。先が楽しみですし、とにかく無事に行ってほしいです」

2着 ジーニマジック(田中勝騎手)
「折り合いもついてリズム良く運べましたし、競馬の形としては完璧でした。勝ち馬は強いですよ」

3着 サクラディソール(横山典騎手)
「大外枠の割りには流れに乗れましたし、よく頑張ってくれました」

4着 ウリウリ(吉田豊騎手)
「乗りやすい馬ですよ。今日は体も減っていましたが、よく頑張っていると思います」

5着 マカゼコイカゼ(田辺騎手)
「上手く捌けましたけどね。初めての距離でしたし、少しモタれるところがありました」

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クラウンロゼ
(牝3、美浦・天間厩舎)
父:ロサード
母:ヒシアスカ
母父:ヒシアケボノ
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:
13年フェアリーS(G3)



撮影:武田明彦

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