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【2回中京】パスクアルアバフ…小平奈由木の注目新馬レポート
2013/3/12(火)
注目の新馬【2回中京】パスクアルアバフ
パスクアルアバフ
(牡3、栗東・宮本厩舎)
父:チチカステナンゴ
母:デリキット
母父:サンデーサイレンス
チチカステナンゴのファーストクロップ。フランス時代の種牡馬成績が評価され、社台グループが約7億円で導入した期待の血筋である。サンデーサイレンス系を中心として豪華繁殖に配合されているだけに、いずれはトップクラスも登場するだろう。
母デリキット(その父サンデーサイレンス)は3勝をマーク。その姉兄にアドラーブル(オークス)、ノーザンレインボー(中山大障害、東京障害特別)、エアシャロン(佐賀記念に勝ったエアピエールの母)らがいる筋が通った血脈である。同馬の半姉がデリキットピース(現3勝)。社台サラブレッドクラブにて総額は2400万円で募集された。
社台ファームで体力強化が図られたうえ、7月6日、栗東に入厩。8月1日のゲート試験をパスすると、グリーンウッド・トレーニングへ移動して乗り込みを進める。9月と12月にはいったんトレセンに戻ったが、脚元が固まっていないことに考慮し、放牧を挟んでじっくりと態勢を整えた。2月20日の帰厩後はスピーディーにメニューを消化。まだ気性面が若く、集中力はひと息であるものの、体はきちんとできている。
3月16日(土)、中京のダート1200mか、翌週(土)の中京、ダート1200mに向う。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。
パスクアルアバフ
(牡3、栗東・宮本厩舎)
父:チチカステナンゴ
母:デリキット
母父:サンデーサイレンス
チチカステナンゴのファーストクロップ。フランス時代の種牡馬成績が評価され、社台グループが約7億円で導入した期待の血筋である。サンデーサイレンス系を中心として豪華繁殖に配合されているだけに、いずれはトップクラスも登場するだろう。
母デリキット(その父サンデーサイレンス)は3勝をマーク。その姉兄にアドラーブル(オークス)、ノーザンレインボー(中山大障害、東京障害特別)、エアシャロン(佐賀記念に勝ったエアピエールの母)らがいる筋が通った血脈である。同馬の半姉がデリキットピース(現3勝)。社台サラブレッドクラブにて総額は2400万円で募集された。
社台ファームで体力強化が図られたうえ、7月6日、栗東に入厩。8月1日のゲート試験をパスすると、グリーンウッド・トレーニングへ移動して乗り込みを進める。9月と12月にはいったんトレセンに戻ったが、脚元が固まっていないことに考慮し、放牧を挟んでじっくりと態勢を整えた。2月20日の帰厩後はスピーディーにメニューを消化。まだ気性面が若く、集中力はひと息であるものの、体はきちんとできている。
3月16日(土)、中京のダート1200mか、翌週(土)の中京、ダート1200mに向う。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。
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