【高松宮記念】安田隆行調教師「日本のカナロアではなく世界のカナロア」

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フェブラリーSも制し、厩舎G1連勝を狙いたいロードカナロア

24日(日)に行われる高松宮記念(G1)に出走予定のロードカナロア(牡5、栗東・安田厩舎)を管理する安田隆行調教師の共同会見(20日)は以下の通り。

-:安田調教師にお話を伺ってまいります。よろしくお願いいたします。まず、今年も2頭出走、いずれも上位人気になりそうな馬ですが、そういった点ついてはいかがでしょうか。

安田隆行調教師:よろしくお願いします。幸せですね。

-:それでは、まずロードカナロアについてお話を伺います。ちょうど先ほど、坂路で併せ馬で調教を行われましたが、最終追い切りの感触はいかがでしょうか。

安:先週は単走で追い切りましたので、今日は多少の負荷を掛けるつもりで併せ馬で、先行馬を追いかけて、見る限りでは完璧かなと思います。

-:盤石の態勢で本番に臨める。そんな風にも聞こえます。

安:ええ、今回はある程度完璧に仕上がったので、良い形で挑めると思っています。

-:昨年の暮れに香港で勝って、そして今年の緒戦は敢えて1400mの阪急杯でしたが、改めてその辺りの意図を教えて下さい。

安:中京競馬場の1200mは直線の長いコース形態が変わりまして。中京競馬場のハードなコースに耐えるには、阪神の1400mもこなせないとダメだなという意図から選びました。

-:その阪急杯で掴んだ手応えは予想通り、あるいはそれ以上、どうだったのでしょう。

安:多少、甘い採点かもしれませんが、十分満足できる状態でした。

-:ということは本番に向けてロードカナロアにとって、死角という点はないと考えて良いですか?

安:やはり競馬なので死角という点では多少なりとも何らかがあると思いますが、状態としては良い形で出走させられるので、良い結果を期待しています。

-:現時点でのレースプラン、イメージはどういうものを考えていますか?

安:イメージですか?やはりゴールを1着で通過することをイメージしています(笑)。

-:ファンの皆さんは勝つ以上のこと、勝ち方というものを期待しているかと思います。

安:皆さんも思っていただいているように、日本のカナロアではなく世界のカナロアなので、それに応じて良い勝ち方をして欲しいなと思います。

-:現時点ではプレッシャーあるいは楽しみ、どちらが大きいですか?

安:プレッシャーです。凄いです(笑)。

-:ロードカナロアについて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

安:昨年、香港で世界のタイトルを獲ったので、今年はまた日本のタイトルを穫れるようにカナロア自身にも頑張って欲しいなと思います。ファンの皆様には是非応援して欲しいと思います。