【高松宮記念】岩田騎手「今年はロードカナロアに土をつけられない」

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岩田騎手とのコンビで4戦3勝、2着1回の抜群の相性。最強コンビでG1連勝を狙う

24日(日)に行われる高松宮記念(G1)に出走予定のロードカナロア(牡5、栗東・安田厩舎)に騎乗する岩田康誠騎手の共同会見(20日)は以下の通り。

-:今朝の追い切りを見た感じで反応など、どういう感じでどういう印象を持たれましたか?

岩田康誠騎手:本当に馬場が重たいと思うのですが、すごくいい追い切りができたんじゃないかなと思います。

-:いよいよ週末の本番、高松宮記念はおそらく圧倒的な人気を集めて、というレースになりそうなのですが、そういうレースに臨むジョッキー心理というのは、どういうものでしょう。

岩:この馬自身が本当に強い馬なんで、自信を持って挑めると思いますし、自分自身は緊張せず、馬を信頼しているんで、頑張れると思います。

-:その自信と信頼という点では、前走、阪急杯も厳しい条件で勝ったという部分もあるかと思いますが、その掴んだ手応えというのは、前走はどういうものだったんでしょう?

岩:前走は今年緒戦になるレースだったので、どういうパフォーマンスを見せてくれるかなと思ったんですが、馬自身も余裕を持って作られていました。それでもああいうパフォーマンスを見せられたというのは、本当に心強いなと思います。今回はG1で1キロ減になりますし、さらに自信を持って挑めると思います。

-:香港では、スプリント戦ながらも2馬身以上の差をつけ、おそらくファンのみなさんは、勝ち方というのにも注目している、そんなレースになろうかと思いますが。

岩:そうですね、本当にね、流れも速いですし、どこからでも競馬ができますし、抜け出すタイミングひとつでいいレースができると思いますね。

-:その速く流れそうな、そんなレースイメージという形でよろしいですかね、展開などはどういうふうに考えていらっしゃいますか?

岩:何頭か行く馬がいるんで、その後ろでいられれば、直線はいいところを走れると思いますし、本当にこの馬の能力を十二分に出し切れるんじゃないかなと思います。

-:いまこうやってお話をうかがっていて、もうこの馬にとってはどうでしょう、死角なしと考えていいんでしょうか?

岩:そうですね、香港スプリントでああいうパフォーマンスを見せられて、今年は土をつけられないので、本当に負けられない戦いが続きます。だから何とか、一戦一戦、気持ちを引き締めながら、ひとつひとつ積み重ねて行きたいなと思います。

-:岩田騎手にとっても、まずこの宮記念、それから月末にはドバイでのレースもありますし、非常に楽しみなこの3月月末、そんな感じにも見えますが。

岩:はい、G1が続くんですけどね、本当にそういう有力馬に乗せていただいて本当に光栄に思いますし、それに最高な結果をファンの皆様に見ていただければ嬉しく思います。