【ダービー卿CT】トウケイヘイローで清水久厩舎が重賞初勝利

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13年3月31日(日)、3回中山4日目11Rで第45回ダービー卿チャレンジ(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の5番人気・トウケイヘイローが優勝。勝ちタイムは1.32.6(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ダイワマッジョーレ(牡4、栗東・矢作厩舎)、3着には2番人気・ダイワファルコン(牡6、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

勝ったトウケイヘイローは朝日杯FSで4着に健闘するなど、2,3歳時にマイル戦線を賑わせた実力馬。骨折放牧明けだった前走を快勝。約1年ぶりの重賞挑戦となったココで重賞初勝利をマークした。馬主は木村 信彦氏、生産者は中村 和夫氏。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

1着 トウケイヘイロー(松岡騎手)
「前に壁をつくりたかったけど、スタートが良かったし、馬が行く気になってしまった。ペースが速いなか、かかってしまったよ。前半でかなり力を使ったはず。それで押し切れたんだから大したものだね。まだ課題がたくさん残されたぶん、伸びる余地は残されている。これからが楽しみだよ。きょうは滅多に競馬場に来ない妻と子供が来場。馬に声援が届いたのかな」

2着 ダイワマッジョーレ(蛯名騎手)
「かなり流れていたのに、前へ行った馬が止らなかった。よくがんばっているよ。いい脚があるけど、中山だと一瞬、もたつくからね。体がある馬ではないし、もっといい馬場で走らせたかった」

3着 ダイワファルコン(北村宏騎手)
「リズム良く走れたし、4コーナーを回ったときはやったと思ったんだけどね。久々のマイル。ペースは速かった。周りに馬がいて、ちょっと怒っていたぶん、伸び切れなかった」

4着 オセアニアボス(丸山騎手)
「ゲートではうるさかったのですが、レースに影響はなかったですね。こんな馬場は得意。追い上げる脚に見どころがありましたよ」

5着 ガルボ(石橋脩騎手)
「上手な競馬はできています。馬場のいいところを走らせることもでき、勝ちパターンでした。ただ、ハンデ差がありますからね。もうひと伸びできなかった。走る馬ですし、またどこかでチャンスがあるでしょう」

7着 ダノンヨーヨー(田中勝騎手)
「いい決め手がある馬。直線はがらりと開いたインを付き、びしっと伸びているんだけど」

8着 シンゲン(吉田豊騎手)
「復調気配を感じる。外へ出し切れなかったけど、最後はじわじわ伸びていた」

10着 ドナウブルー(福永騎手)
「もまれない競馬をしてほしいとのオーダー。スタートに気を遣ったけど、楽に3番手に付けられたよ。イメージどおりの競馬。それなのに、4コーナー手前で外に張ってしまい、手応えが怪しくなった。ちょっと原因がわからない」

11着 スマイルジャック(田辺騎手)
「折り合いに問題はありませんでしたが、前走とはだいぶペースが違いましたからね。この馬らしい走りができませんでした」

14着 ネオヴァンドーム(吉田隼騎手)
「大外枠でしたので、できるだけロスがないように気を付けました。でも、伸び脚は案外。この条件は忙しいですね」

16着 ファイアーフロート(津村騎手)
「自分の競馬はできたのですが。きょうは久々。まだ本調子にありません」

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トウケイヘイロー
(牡4、栗東・清水久厩舎)
父:ゴールドヘイロー
母:ダンスクィーン
母父:ミルジヨージ
通算成績:13戦5勝


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