【フローラS】頓挫の影響ナシのテンシン「牡馬とも好勝負をしているから」

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17日、日曜東京11レース・フローラステークス(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、3歳500万下(2/23・中山・芝1800m)1着のテンシンランマン(牝3、美浦・伊藤伸厩舎)は、田中勝春騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F66.9-52.3-39.0-12.9をマークした。

【伊藤伸一調教師のコメント】
「2走前は平場でしたが、思ったよりメンバーが揃っていて負けてしまいましたけど、前走でキッチリ勝ててホッとしました。その後フラワーカップを使いたかったんですけど、右トモの可動域に外傷を負ったので、大事を取って治療に専念してきました。放牧に出して、傷は良くなりました。
1週前追い切りをしっかりやりましたし、真面目に一生懸命走る馬で、調教もやればやるだけ動くので、今日もジョッキーにはやり過ぎないように伝えました。思い通りの調教が出来ましたし、皮膚も薄くて良い状態だと思います。どんな競馬でも対応出来ますが、開幕週の良い馬場である程度良い位置で競馬が出来るでしょうし、この馬にとって良い展開になりそうですね。これまで牡馬の一線級とも好勝負をしてきていますし、重賞のここでもある程度はやれると思っています。何とか大舞台に出してあげたいので、オークスの権利を取りたいですね」